今チランジアが面白い!夏なので。
夏はチランジアが1番変化する時期になるそうです。
まだ2度目の夏を迎えた私には言い切るだけの自信がありません。特に昨年は散々でしたからね。
昨年はフクシーやマグヌシアーナ、イオナンタ 、ジュンセア、それにパウシフォリアとタイプの違うチランジアをことごとくバラバラにしました。要するに蒸れ死させてしまったわけです。
マグヌシアーナとイオナンタは今思えば黒カビにやられていたんだなぁとは思います。
それで恐れて冬場には水をやらなさすぎて、せっかく根が出ていたプラキカウロスが枯れてしまいました。
それなのに!
こんなことがあったため、チランジア熱が高まり現在に至っております。
今の気付きを残しておこうかと思います。
チランジアとは
今まであえて触れなかったチランジアとは。
最初に知ったのはもう随分と前のことです。やっぱりダイソーで購入しました。
御多分に洩れず土なしでも大丈夫、空気中の水分を吸収できるから水やりもいらない。といううたい文句を信じて枯らしてしまいました。エアプランツが一般的な呼び名です。
エアプランツはパイナップルの仲間です。ブロメリア科のチランジア属の植物で、チランジアと呼ばれています。
原産地は、北アメリカ南部~南アメリカと幅広く、雨の少ない砂漠から、日差しが少なく、絶えず雲や霧のかかる湿度が高い雲霧林で、岩石や樹木に張り付いて(着生して)生活しています。400以上の種類があるようです。
根は株を支えるのが役割で、着生していなくても特に問題はありません。水や栄養は葉の表面から吸収します。100円均一ショップでもミニ観葉植物とともによく見ます。
葉の表面に細かい鱗状の毛が生えて、銀白色に見える銀葉タイプと毛の生えない緑色の葉をもつ緑葉タイプがあります。株の姿形、大きさは種によって様々です。その多彩さや他の植物にはない魅力に、ハマる人はずっぽりハマります。その個性的な形や生態に目を奪われがちですが、ちゃんと育てると非常に美しい花を咲かせるものが多いです。
コツをつかめば育てやすいそうですが、手間がかからないとか、枯らすことが少ないというのは誤解です。
エアプランツとも呼ばれるだけあって土は必要ではありません。しかし、どんな生物でも水は必須要件ですね。そこんとこ理解していなかったために「どんな簡単な栽培でも枯らしてしまう私」という刷り込みを行うにはピッタリの植物です。←(私)
チランジアの特徴
一般に言われるチランジアの特徴は主に以下の事が多いです。
- 根がなくても大丈夫
- 土が無くても大丈夫
- 水やりを忘れても大丈夫
- オシャレなインテリアになる
これらは多分本当なんでしょうけども。
ところが栽培を初めた頃に見つけたこのサイト。
チランジア(ティランジア、チランドシア、エアープランツ)の栽培 - Pantha's Labyrinth
このサイトに出会わなければ、こんなにチランジアに興味を持たなかったかもしれません。
現在の栽培方法
- 春から秋は外管理
- 発根・着生を目指す
- 水は出来る限り毎日
- ソーキングは最低限
- オシャレな空間は諦める←そもそもセンスゼロ
格好つけるなら健康に育成することを目指すとでも言いましょうか。
しかし、思ったようにはなかなか行きません。昨年はほぼ全滅と言ってもいいくらいでした。
でも、今年は発根祭りと言ってもいいくらい、発根しています。
昨年購入組で発根していないのは、冬越しでカピカピになって購入時よりふたまわりくらい小さくなったストリクタだけ。全く動かないと思っていたブッツィーやジュードベイレイも発根しました。今は鉢に水苔を入れて管理しています。
特にブッツィーは苔に着生しています。二つとも春先よりもうねってるように見えます。
気のせいかも。。。
他にもハリシィ
子株を付けたチランジア 。着生はしていません。
花を咲かせたスキディアナも。
写真では分かりにくいですが、新しい根が1本、着生は難しそう。
今年購入組ではプラキカウロスが発根・着生。
イオナンタは2つとも発根・着生しています。とても綺麗に着生したなぁとひとり悦にいっています。
成長が遅いと言われるチランジア 。毎日観察しても変化する様子がわかりにくいですが、時に驚くような変化を見せてくれることもあります。
また、成長しないなと思っていても、知らんぷりして花芽をつけたり子株をつけたり。
そう思えばチランジアはツンデレな植物だと言えます。
ご褒美は発根、着生、花を咲かせたり、子株を付けたり。変化が全てご褒美になります。
ツンデレと言えば猫。
猫好きがハマる植物なのかもしれません。
お立ち寄りいただきありがとうございます。