ようやく梅雨らしい天気になりました。つまりはシトシト雨の上に風もあまり吹かない。その中で外に放置されているチランジア たち。相変わらず動いているのかいないのか分からない。枯れそうだったキセログラフィカは枯れずに頑張っていてくれています。
先日導入した猫よけマットの効果があるかどうか気になるところです。今のところイオナンタもフクシーも蒸れを感じさせる気配はありません。
ところが、マグヌシアーナとアルゲンティアは様子がよくありません。
買ってすぐに水をやるとお尻が暗くなり、乾くとそうでもない状態が続いていたのですが、マグヌシアーナは黒い部分が取れてしまいました。もちろん自然にではなく、少し引っ張ってみたらズルと剥けてしまったわけです。
これは良くない傾向です。
昨年はイオナンタとフクシーも同じような状態でした。今年は今のところ元気な様子です。
とすると、細い葉が重なっているから蒸れたのではなく、他の原因で枯れたのではないか?
そこで色々調べたところ、カビの可能性があることがわかりました。
カビ!?
水やりの後蒸れた上にカビが付いたというのです。
管理が悪い場合、枯れたり蒸れたりするわけです。水やりの後放置ならばマシな方で、カピカピになったチランジアや徒長しまくりの多肉植物が置いてある事が多いんだ、という印象です。
そんな可哀想な扱いを受けているチランジア の中から良さそうなのを選んだつもりでも、見ただけではわからない異常があるわけです。
検索してもこんな例が出てこないところを見ると、私が知らなかっただで、他の人は分かっていたのかなとも思うのです。
対策は黒いところを除去して2日間水やりを止め、直射日光が当たらない風通しの良い場所に置いておく。これで枯れなかったら、何とか持ち直すだろう。
ただ、葉の細くて小さな個体は体力がないため難しいだろうとも書かれています。
それってそのままうちのチラのことです。
マグヌシアーナもアルゲンティアも葉は細いし、小さな個体です。黒いところを取り去って、ますます小さくなったらどうなるんだろう…でもこのままだと昨年の二の舞いです。
マグヌシアーナの黒い部分をむしり取りました。
というより、抜ける部分を抜いた感じです。
見た目黒い部分は全部取りました。葉先が黒いのはカットしました。かなり不細工になりました。
一方、アルゲンティア。
お尻はかなり黒いのですが、抜けません。無理矢理引っ張れば痛めてしまいそうです。
葉は黒くなってはいませんでした。こちらは手を入れませんでした。
そのまま2日間陰干しした後、ミスティングをしました。
マグヌシアーナは少し引っ張ると抜ける葉が新たにありました。中途半端ではダメなようです。
そこで思い切って全ての葉を引っ張って簡単に抜けてしまう葉は新芽ぽいのも含めて全部取りました。
このまままた2日間陰干しにします。
アルゲンティアはマグヌシアーナの轍を踏まないように多少強引にお尻の黒くなっている部分を取りました。
その後雨が降ったので、思い切って外に置きました。
今のところは無事ですが、予断は許さない状況です。
お立ち寄りいただきありがとうございます。