GWも終わり、日常に戻った頃。
石垣島に行きました。
広島からも岩国からも沖縄便があるのですが、時間帯が悪いので今回は羽田経由で行くことにしました。羽田発第一便で行けば、岩国から出る時間にはもう石垣島に着いています。土日だけしか時間が取れないので、高くついても羽田前泊で効率良く。
もし岩国から出ればもう二泊追加になるので、トータルあまり変わらないんですよね。
羽田から石垣島には3時間もかかるんです。結構なロングフライトになります。台湾までが4時間くらいだったように記憶していますから、ほとんど海外旅行。石垣島へは他にも大阪と名古屋から直行便がありましたが、空港までの移動を加味すると羽田往復一択でした。それに、多分今の日本最長路線にも乗りたいというのもあります。
最長路線の那覇ー千歳便は運休になってますからね。復活したら是非乗りたい。しかもプレミアムクラスで。と思っております。
それはともかく、仕事が終わって岩国空港へ移動しました。
19時45分発の最終便で行きます。
ものすごく久しぶりの岩国駅。建て替えられてから初めて足を踏み入れました。
以前岩国駅から岩国空港へ行った時は改修工事中でした。
岩国最終便は21時過ぎに羽田に着きます。遅くなるのでプレミアムクラスにしました。アップグレードポイントもありましたし。
搭乗してみると、プレミアムクラスは満席でした。
食事はたけのこご飯
宿泊するのでお酒もいただきました。
飛行機の中で日本酒をいただくのは初めてです。
今度父の一周忌に用意する日本酒の候補に入れられるかなと頼んでみました。
航空会社のチョイスするお酒は、厳選されてるので間違いないです。
山口県の東洋美人はJALファーストクラスで採用されて有名になり、今はなかなか手に入りにくいらしいです。
萩に行った時には普通に売っていましたが。
御膳の時に出るお味噌汁が、ちょっと塩が強めだけどとても美味しいと思うんです。
お椀が小さいので少ししか戴けないのが残念です。
ホテルで一足先に入っていた友人と合流。日本酒で少し酔っぱらい状態でしたが、久しぶりに会って長話をしつつ、翌日に備えて寝ました。
翌日は石垣島直行便です。
長距離なのでプレミアムクラスにしました。
朝食を飛行機の中で十分いただいたら、着いてからが効率よく動ける、という理由付けをしてプレミアムクラス。朝食は楽しみにしていたのですが、サンドイッチでした。
十分なんですよ、もちろん。だけど、サーボみたいだし、サーボはデザートも付いているけど…
お腹いっぱいになりつつ、ちょっと残念な気もする朝食でした。
そんな贅沢になりつつある自分たちを諌めながらの長距離フライト。国際線のように映画も観ながら、ちょっと眠ったりして石垣島に到着です。
振り返ると水槽に熱帯魚。南国に来た実感が湧きます。
石垣島観光はベルトラで予約しました。
ベルトラで検索すると離島ツアーがたくさんあったんですが、時期が梅雨であること、短期旅行であること(もし悪天候で船が出ない等があると対応できない)を考えると石垣島内での観光に絞ることにしました。
ところが、午後からの観光ツアーってなかなかないんですよね。
レンタカーかなぁ。レンタカーなら自由が効くし、ホテルまでの移動もできる。
探していたら、観光タクシーというのが出てきました。
観光タクシーのメリットは
- 自由にプランが組める
- 道に迷うことは無い
- 駐車場も気にしなくて良い
- レンタカーを借りる、返却の時にかかる時間を、節約できる
- アルコールも飲める
デメリットは
- 高い
- 運転手さんとの相性が悪ければ…
借りている時間にもよるでしょうが、タクシーはやっぱり高いです。
でも待てよ。レンタカーを借りたらプラスでガソリン代もかかるし、レンタカーを返却してからの交通費もかかる、かもしれない。あるいは乗り捨て料金が必要かもしれない。
実際、調べてみたら島内でも乗り捨て料金がかかる場合もありました。
メリットのアルコールが飲めるというのは、どこかのブログで見たんです。今回プレミアムクラスなのでビールの1本くらいはいただきたいけど、レンタカーだったらそれはできない、ということで観光タクシーに決定しました。
友人も私も絶対飲まないといけない、というほど飲んべえではありませんが、せっかくならちょっと羽を伸ばしたいという思いもありました。
観光タクシーは12時スタートで予約していました。
石垣空港に着くのは11時15分なのでちょっと時間が空くのですが、荷物をピックアップする時間等を加味すると妥当な時間かと。
この日は向かい風で到着予定時間は11時40分の見込みと放送があった時には、12時にしておいてよかったと思いました。実際の到着時間は11時25分だったので、あまり遅れはしなかったです。
到着してからお手洗いに行き、写真を撮ってると丁度良い時間でタクシーと合流できました。
こんなところにもシーサー。
タクシー運転手さんは女性でした。
本土からの移住者で、石垣島に20回以上も観光に訪れたそうです。それだけに本土からの観光客が喜びそうなツボを心得てる感じです。
というか、自分の好きな場所をご案内するんですけど、と言われました。
翌日には定期観光バスツアーに参加することは伝えてあったので、それ以外の場所、特にバスでは行けないところにご案内しますね。と言われました。それだけでも観光タクシーにして良かったです。
最初に案内されたのは玉取崎展望台。
ここだけは観光バスでも寄るけど、お天気がどうなるかわからないので、今日もご案内します、とのこと。
予報では雨だったけど、晴れに近い曇り空で、展望台は風が吹き抜け過ごしやすかったです。ずーっと居たいような気持ちになりました。
しかし、次に行かなくてはいけません。
次に案内されたのは絶景ポイント。
牧場に行く途中なのですが、自分達でレンタカーを借りていたら絶対に行ってない場所です。
海の色が左右で違って見えます。
蘇鉄の花だそうです。初めて見ました。
牧場なので、牛のフンも落ちていました。
1年中放飼いだそうです。さすが南国。
この日は日差しが暑くて牛は水のある場所にいるとかで、私たちが行ったところには一匹もいませんでした。はるか下に牛が走っているのが見えたくらいです。
日によっては沢山の牛がおり、危険なので車から降りられない時もあるそうです。
車から降りられなかったら絶景は見ることができ
ません。牛は遠くから見られたので、それでよしとしましょう。
この後、車は島の北へ向かいます。
ここへは観光バスでは寄らない場所だそうです。
途中に元島田紳助さんのお店だった建物もありました。
ようやく買い手がついて、改修中だそうです。
「昨日はヤギが道に寝そべっていたんですけどね。今日は暑いから出てませんね–」
途中にパイナップルジュースのお店があったり、さとうきび工場があったり、南国気分を味わいながらの移動でした。
北の岬には灯台もあります。
平久保埼といいます。
太平洋と東シナ海の両方を臨むことができる、絶景ポイントです。
海は繋がってるということがよくわかるポイントでもありますね。
少し高台からの風景。足場は良くないのでハイヒールでは難しいです。サンダルの方はいらっしゃいました。
お天気がどんどん良くなるので、海の色がエメラルドグリーンに変化していくのがわかりました。
ここから移動して絶景農園に行くのですが、途中でここは良いところだからと立ち寄ったビーチ。
細かい砂ではなく、何か流れ着いてるよえな感じのビーチですが、これらは珊瑚か打ち上げられたものだそうです。
海の中に入ってる人もいました。が、泳いでいる人はいませんでした。
何というビーチかは聞きませんでしたが、調べてヤドカリビーチと言われるところかな?と結論付けしました。
珊瑚の持ち出しはしては。いけないことになってるそうです。貝殻はオッケーとのことでした。
そして絶景農園。
移動の途中にヤギさん登場。
車が近づいても全く動ぜず。人も動物ものんびりとしてるんですよ。もう少し車に注意してくれないかなとは思うんですがと言われました。
絶景農園にあるカフェから見える風景。
八重島そばと紫芋むすびのセットをいただきました。そばは1番小さいのを選び、2人で分けました。
それに今が旬というパイナップルジュースをそれぞれが購入。マンゴーも惹かれましたが、6月から7月が旬とのことなので、パイナップルにしました。
タクシーに戻るとジュース籠が
ここで半分ちょっとの時間が過ぎていました。
島の反対側に山越えしました。
着いたのは多分米原ビーチ。
緑のトンネルを抜けます。
海水浴も出来るビーチです。黒い線に見えるのは漂着した軽石です。
海水はとても透明度が高く、熱帯魚も運が良ければ見ることができます。
写真に収めることはできませんでしたが、青い魚が岩から出入りしていました。
山に入って寄り道。
石垣島の中心部を臨みます。
海の向こうに見えるのは竹富島と西表島。雲が多いのでハッキリとは見えません。肉眼でも分かりにくかったです。
お墓。本土とは違うのはもちろんのこと、沖縄本島で見たのともちょっと違う気がします。
御朱印を集めている友人の希望で桃林寺に寄りました。
薩摩が琉球を支配した時に建てられた臨済宗の古刹ですり
屋根は沖縄っぽい。
門の両脇にあった象。金剛力士と密迹力士かな。
石垣が珊瑚礁。
桃林寺は格式のある建物だから大丈夫だけど、街中でなんの気無しに石垣にもたれたら、ハブがいるかもしれないので気をつけて下さいと言われました。
これで一日目の観光は終了。
ホテルはミヤヒラを予約していました。2日目のバス観光に便利そうなところを予約していました。
なんの気無しに予約しましたが、石垣島でいちばんと言っても過言ではない古いホテルだそうです。建物は建て替えられているのか、そこまでは古くありませんでした。