冬は我が家の植物にとって厳しい季節です。何故って、寒いから水やりは厳しく控えめ、日当たりは悪くて、家の中なので風通しも悪い。
どこをどうとっても良いところはありません。
割と過保護にされているチランジアと放置されている多肉植物。ハオルチアは成長?それとも徒長?という感じですが、子株を付けてるハオさんもいて、それなりに生きている証を示してくれています。
でも。
買ってから全く無表情な多肉さんがいます。
それが月美人と星美人。
名前だけで買っています。月美人に星美人ですよ。どんなに綺麗なんだろう(うっとり…)
買ってみれば普通の多肉植物でした。それが悪いわけではありませんけどね。
ベンケイソウ科パキフィツム属に分類されている彼女たちはメキシコ出身。暑さには強いけど、多肉植物なので蒸れには弱い。寒さにも弱いということです。
だから水やりはほとんどしません。多肉植物の水やりは、葉が萎びてきたら行うくらいが丁度良いとか。なのにこのニ美人は萎びることはありません。
そろそろ水をやらないと知らないうちに枯れてしまうのではないかと思って与えるくらいです。ハオルチアの倍以上の間隔を開けています。与える時はタップリと、との仰せの通りにするので、いつか蒸れではしないかとドキドキです。
そんな過酷な状態でも全く動じることなく、我が家に来てからおおよそ1年半になります。
購入時の写真からすると星美人は2018年8月、月美人は同年10月にお越しいただいていました。
それが今はこんな風に。
星美人はひとり立ちできません。
比べるとかなり大きくなっています。
星美人は過去こんな悪さをしています。
この時の葉挿しはうまくいきませんでした。
葉は今も枯れてはいないのですが、根が出ただけで芽が出ません。
もう捨ててしまおうと思うのですが、いつかは発芽してくれるのではないかと淡い期待が捨てきれず、そのままにしてあります。
購入時と比べれば、無表情ながら成長しています。
そして月美人はなんと花を咲かせそうです。
年明けにきがついたんですよね。だけど花かどうかは確信が持てず、観察しておりました。
ぼちぼち、花かなぁと思えるようになってきました。
パキフィツムの花は春に咲くようです。春めいてくるにはあと二月くらいかかるでしょう。今年は暖冬だからもっと早く暖かくなるかもしれません。
その時期に併せて咲いてくれるのか、それとも季節を早取りして咲いてくれるのか、楽しみです。
可能性としては、咲かずに終わることも覚悟しないといけないのかなぁとの不安もあり、まだまだ初心者の域を出られません。
お立ち寄りいただきありがとうございます。