セコマイラーのゆるっと生活

植物、特にチランジアと多肉植物にはまっています。セコいポイント集めと、たまにクレカや旅行について綴っていきます。

動きのないブッツィー とベイレイがついに動く


先日もご紹介した、昨年買ったチランジアのブッツィー とベイレイ。

f:id:shue-a:20190703124302j:plain
f:id:shue-a:20190703124259j:plain
左がベイレイ右がブッツィー

購入以来微動だにせずという表現がピッタリのこの2つ。おまけに下の方はスカスカだし、生きてるの?と心配していました。

 

昨年、水苔に植えたのですが失敗したこともあり。

 

ベイレイの大きさに比べて鉢が小さく、不安定ですぐに鉢から落ちてしまう。水苔で囲ったものたちは、他のチランジア も含めて発根せず、発根していたものも着床せずという結果に終わったのです。

 

参考にしたブログでは殆どの方が水苔を利用されているのに何故だろう。

 

そう思いながら、今年は水苔を使わずにやろうと思ったんです。

 

今年の心がけとしては、水好きと乾燥に強いのとを分けることです。

 

銀葉種と言われる特にマグシアーナやフクシーなど葉が細くて密集しているもの、パウシフォリア やカプトメデューサのように壺型で水のキレが良くないもの等、水切れが悪いとすぐに蒸れてしまうものは要注意です。

 

逆に緑葉種と言われるベイレイやブッツィーは水が足りていないんじゃないだろうか?外管理で水をふんだんに与えていたとはいえ、昨年のあの猛暑。かなりの雨も降ってるけど、足りないのかもしれません。

 

そこで今年は思い切ってソーキングをしました。

 

悪魔の所業と言う人もいるくらいにチランジアにとって過酷な行為です。

 

だって水に6時間くらい漬けておくんですよ。その間呼吸が出来ないわけでして、息も絶え絶えになるわけです。そりゃ悪魔の所業と言われるわけです。

 

一方でソーキングをすれば全体的に水が行き渡り、カピカピ状態から復活できると積極的に取り入れてる方もおられ、悪いばかりでも無いようです。

 

でも、夏場は外管理、雨でも放置主義なのでソーキングは必要ないだろう。冬場はあまり水をやらない方が良いし(そのためカピカピでお亡くなりになった子も 涙)と今まで行っていませんでした。やってディッピング、せいぜい1分程度漬けるくらいでした。

 

その悪魔の所業のソーキングを行いました。

 

ただし2時間から3時間くらい。時間が短いため間を1週間おいて2度ばかり。

 

そうすると、さしものベイレイも葉を広げてくれる、、、わけはなく、相変わらず無表情です。ブッツィー も同様です。

 

ベイレイもブッツィーも成長が遅いというんですが、他のブログを見ると、それなりに成長している様子が見えます。

それに引き換えうちのは2つとも成長した様子も無く。

 

よその子と比べても仕方ないのはわかっていても気になります。

 

人間と違って言い聞かせても聞くことはないから、なるようにしかならないと諦めました。 

生きているのかどうかもわからないわけだし。。。

 

それでも水を少しでも多く与えたい。

 

そして思いついたのが石楠花用のプランターに置くことでした。

 

今年初めて石楠花の実生に挑戦しています。その為に作ったプランターは鹿沼土の上に水苔を敷いています。

 

この仕掛けをしたのは3月のことで、タネは昨年秋に採取したものを冷蔵庫で保管していたものです。

 

繰り返しになりますが、現在ハオルチアとチランジアに注力しており、石楠花の実生なんかする気は無かったのですが、父が「できんかの」というので、ネットで調べてプランターで試してみることになりました。

石楠花は「陽射しが良く」かつ「水分のある」場所を好むので、水はけの良い土の上に水苔を敷き、陽当たりの良い場所に置いておくと発芽しやすい環境になるらしいです。

 

ところが、発芽しません。

 

陽が当たって苔が乾いていても、父が水やりをすることはないので、世話は私だけがすることになります。

 

会社から帰るまで水やりは出来ません。そのため乾いた状態が続くこともしばしば。

 

5月に入ってもいっかな動く気配が無いので、諦めました。

 

また今年の秋口にはタネが採れるから、来年こそはちゃんとやろう。このプランターはその時にまた使用すればいいや、、、

 

そんなつもりで放っておきました。

 

その石楠花用プランターに2つとも置いてみました。

ここなら棚よりも保水力があるし、外だから風もある。陽射しもさほど強くはないはず。鉢と違って広いから倒れても落ちないだろう。

 

大体ひと月くらい経った頃。

 

発根しました!!しかも両方。

 

ベイレイの発根を先に見つけました。まさかの思いです。それならブッツィー は?と見ると根が2つ確認できました。

 

f:id:shue-a:20190703124223j:plain

ベイレイ

f:id:shue-a:20190703124219j:plain

ブッツィー


 

生きててくれたんだね。。。

 

 

嬉しいんですが、ひとつ困ったことが起こりました。

 

ほぼ同時に石楠花も発芽していたのです。

 

小さな双葉がたくさん見えるのです。

ただ、タネを蒔いてから時間が経っているため、雑草の可能性もゼロではないわけです。

石楠花の発芽写真を探しきれなかったので、比較のしようもなく、推移を見守っております。

 

せっかく発根したので環境は変えたくないけど、もしこの根が水苔に着床したら、石楠花の植え替え時に困るじゃないか・・・

 

との心配をしているわけです。

 

ちょい気が早いですかね。

 

 

お立ち寄りいただきありがとうございます。

 

7月5日追記

ブッツィー の根が消滅しました(><)

f:id:shue-a:20190705212318j:image

 

ベイレイは二本に増えています。

f:id:shue-a:20190705212352j:image

 

チランジアは本当に難しいです。