10連休ということで渋滞を覚悟し家を出ました。
Google Mapによると自宅から6時間かかると出たため、宇陀市に着くのは早くても15時、渋滞にかかると16時過ぎるかもしれないと室生寺近くに泊まることにして家を出ました。
詳しくはこちらをご覧ください。
ということで着いた当日に室生寺参詣は考えていなったのです。翌朝ゆっくりのつもりでした。
なのに室生寺参詣はもう終わっています。
つまりは、1日空いてしまった。。。
とりあえずここまで来たのだからどこか古墳に行こうと探してみました。
車で少し走ればどこかに当たりそうです。
とりあえず赤坂天王山古墳にナビをセットしました。
室生寺はナビに出てこなかったのに、赤坂天王山古墳は出てくるという不思議なナビです。
この古墳にしたのは特に理由があったわけではありません。どこでも良かったんですが、道が広そう・・・と思ったもので。
とりあえず宿を出たのが9時半頃、快晴で暑くなりそうな予感。
田舎道を走りながら、昨日はここを通ったっけ?とナビに導かれながら運転していました。
と。
長谷寺
という文字が目に入りました。
牡丹寺として有名です。
ずーと前に行ったことがあります。
そのときの印象としては「人が多い・・・」
いや、あんな人混みの中で父を歩かせられない。という気持ちが強くありました。
ところが、
本人は行ってみたいというので、これも渋滞&駐車場待ちを覚悟で向かうことにしました。
ナビの設定を変更していざ長谷寺へ。
長谷寺参詣
ところがナビは直進を奨めているのに、長谷寺はこっちよ、と標識が出ていました。
このナビを信用していないものでつい標識の方向へハンドルを切りました。
長谷寺周辺をGoogle Mapで表示するとこんな感じ。
多分大和川と表示されている池(本当はダム湖)の側を通る山道を走りました。
この桜井浄水場あたりで標識を見て山へ入りました。
地図で見るとかなり大回りでしたが、車とすれ違うこともあまりなく、スムーズに長谷寺周辺に到着しました。
しかし、道は狭いので山道に慣れていない人にはお勧め出来ません。やはり大きな道を行くのが間違いないですね。
長谷寺の近くになると集落があり、有料駐車場がたくさんありました。
でも、前日の室生寺駐車場は一番先に目についたところに停めたため歩く距離が結構ありました。同じ轍は踏まないぞ、と先に進みました。
多分、長谷寺に一番近い駐車場に着いたのですが、満車。そして、先へは進めません。引き返して近い駐車場に停めるしかないなと思っていたら、ちょっと先に立っていたおじいさんが手を振ってくれて、そこに停めることが出来ました。
おかげであまり歩くこともなく、長谷寺に到着しました。
前日の室生寺よりでかい&豪華!
と言っても室生寺の山門は修復中で見てはいないんですけどね。
ちょうどぼたん祭りの最中でした。そのためか室生寺よりも人が多く、写真撮影が少し難しく感じました。
ここでも新緑のもみじの木。
長いけど割と緩やかな階段を上り本堂へ。
国宝です。中は撮影禁止でした。ご本尊は重文の十一面観世音菩薩像。特別に足元から拝観できるようでしたが、並ばないといけないのと別料金ということなのでパス。また、近くに寄るとお顔がみえにくので、あまり魅力を感じませんでした。
清水寺の舞台のような場所から撮った屋根。
門前町。望遠寄りにしています。
五重塔。
これも望遠寄り。多分70ミリで撮ったはずです。
御影堂。弘法大師のお像が安置されているところです。建物自体は新しいものでした。
御影堂から撮った本堂。
五重塔です。
ここから下ります。
上りとは別ルート。屋根がありません。
新緑の中の五重塔。緑の中で朱色が映えている、かな⁉︎
実際に見たまんまに一番近いと言われる50ミリで撮りました。意外に近く感じます。本当はもう少し遠くに見えたように思います。
そして最後の建物本坊へ。ここにも牡丹が植えてありました。
入ってすぐのところにお手植えの松が並んでていました。
本坊の玄関口。たくさんの人が並んでいました。
みなさん、これを撮っていたんですね。多くの人を待たせながらもう少し時間をかけて撮影できるくらいに度胸があったら、もう少し上手になれるのかしら?
本坊の石垣。今まで見てきた石垣はお城のがほとんどだったので、違うなあと。その違いは時代なのか、お城とお寺の違いなのかはわかりません。
最後にもう一度山門。
「令和元年」が見えたので記念になるかなぁって思いました。
天王山古墳
この時点で11時くらい。昼食には早いし、朝たくさん食べたので、お腹は空いていません。とりあえず最初に行こうとしていた古墳に行こうと決めました。
また山道を引き返して元の道に戻ってから、15分から20分くらいで着いたと思います。
崇峻天皇陵と伝えてられてきたらしいです。崇峻天皇といえば蘇我馬子に暗殺された天皇。暗殺されたのに陵を作ってもらえたんだ。。。
とここで、「仁徳天皇陵には行かないのか?」
と。
実は朝「仁徳天皇陵に行きたい」と言ってたんです。ですが仁徳天皇陵は大阪・堺市にあります。
大阪だよ、田舎者にはハードル高いよ。
と軽く無視。代わりに近くの古墳を探したのでした。
地理に疎いので把握してなかったのですが、ここから車で1時間半くらい。そこから京都まで1時間半くらい…
堺市から京都まで意外に早く着きそう。ならば行ってもいいかな。
ということで古墳は遠くから拝んでUターン、一路堺市へ。
高速に乗るまでの間、あの辺りには古墳がありそう、と思う場所が何箇所もありました。
そして橿原神宮の近くから高速に乗ました。橿原神宮はまだ一度も行ったことが無いので、また機会があれば行ってみるのもいいかな。
仁徳天皇陵
「仁徳天皇陵」と言われているというだけで本当のところはわからない、というのはテレビで見ていて知っています。「百舌鳥・古市古墳群」というのが正式名称らしいですが、「仁徳天皇陵」としか呼べない。という世代です。
日本最大の古墳として有名ですよね。
そして今回世界遺産登録が決まったというニュースが流れて、観光スポットとして一層の注目を浴びる事になりました。
前方後円墳なのでこれって南側が上にないといけないんでしょうけど。正確に南に向いているわけではないんですね。
詳しくはこちらのHPをご参照ください。
https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/126
目指したのは仁徳天皇陵古墳参拝者用駐車場でした。着くまでは良かったんですが、満車で入れない・・・結局30分以上待って駐車できました。2時間まで200円。2時間あったら一周回れるのかな・・・
と思っていたら隣にあるカフェで飲食をしたら駐車券を進呈というのが目に入ったため、そちらで休憩。お昼がまだだったんですよね。ここでもまた少し待ちました。
待って座ったもののもう14時。京都では食事の予約がしてあるのであまり遅くに昼食をとるとせっかくのご馳走が食べられない。。。ということでここは食事は諦めてお茶で一服することにしました。
お茶をして出たところで陵を右手にして進みました。方向としては西側になると思います。
と参拝所に出ました。
全景を見ることはできないのはわかっています。一周すると雰囲気だけでも楽しめるのかもしれませんが、父はそこまでの気持ちはなく、ここで引き上げることにしました。
参拝所からは自然林のように見えますが、お堀廻りはきれいに手入れされています。中も管理されているのかなぁと想像しました。
新天皇即位の記帳所も設けられていて、宮内庁管理なんだなと改めて認識しました。
あとはもう京都に向かってまっしぐら。ナビに従って阪神高速から名神高速に入り、京都南ICで降りて京都市内へ。
京都へは何度も車で行っているので、市内はナビがなくても大丈夫。。。とはなりません。なぜなら京都は一方通行が多くて、間違えて入ってしまったら大変なことになります。
ナビって便利だし日常的に運転していない所では頼りになります。時々放り出されて途方に暮れることもありますけど。
京都市内ホテルには17時くらいに着きました。おおよそ予定通り。時間帯も良かったのかあまり混むこともなく、無事着いてホッとしました。
翌日は結婚式に出席。
ということで、その3に続きます。
お立ち寄りいただきありがとうございました。