5月5日(日)に結婚式&披露宴の招待を受け、怒濤の10連休後半に出かけた父娘。
詳しくはこちらをご覧ください。
無事すべての行事が終わったのは21時頃。当然泊まりです。結婚式・披露宴を行ったホテルにその晩は泊まりました。
翌日は午前中に出て、早めに家に帰ってゆっくり・・・のつもりだったのですが
「夢窓国師の庭がある寺に行ったことがないから行きたい」
と言われまして。
「夢窓国師」って何者?
と検索。
鎌倉時代から南北朝時代の臨済宗のお坊さん。ということが判明しました。
で京都にある夢窓国師の庭は天龍寺であることも解りました。本当にネットって便利ですね。
天龍寺は嵐山にあります。
嵐山ねぇ。人が多い・・・道が狭い・・・駐車場、空いているのかな?
等考えていたら面倒くさくなり、車は置いて出かけることにしました。
うちの家は浄土真宗なので、京都に出かける際は結構西本願寺に寄ることがあります。西本願寺の駐車場は無料なのでここに預けて行くことにしました。
通常であれば公共交通機関で行くのですが、今回はタクシーで移動しました。
天龍寺。
庭園だけの拝観もできるんですが、せっかくなので全部回りました。
別に龍雲図の拝観も特別に公開されていたみたいですが、そこはパスしました。
ここは庫裏。
玄関を入ったところで達磨図がお出迎え。ガラスでカバーされてるのでテカってます。
藤が添えられているのも良いですね。
建物自体は新しくて、明治時代のもでした。
造りもそんな感じです。
メインの庭園。
嵐山の山々が借景になってます。
写真ではよくわかりませんが、後ろの山と手前の小山、庭と三重になっています。
左から右側を撮ってみました。
渡り廊下を通って多宝殿へ向かいます。
途中色々な植物が植えられています。
多宝殿の中へは立ち入り禁止になっていました。こちらも建物としては新しくて昭和9年だそうです。襖絵が新しいことが写真でもわかります。
また同じ渡り廊下を通って戻ります。帰りに目に入ったのは白い藤。あまり詳しくないので藤といえば紫、と思っていました。なにせ藤色という言葉さえありますし。でも白い藤も美しいです。
後で庭に降りた時に撮った写真です。白長藤というらしいです。
この藤棚には他に2種類の藤が植えられていて、全部で3種類の藤棚となっていました。
続いて、ここは方丈という建物らしいですが、中には入れませんでした。襖絵は雲龍図ですが、ここもガラス張りにしてありました。PLフィルターを持っていれば良かったかな。
襖絵の先にある床の間。この絵は何なんでしょう?
警備員さんも配置されていました。
ざんねんながら何が安置されているのかはわかりません。
中門。すっきりとした感じがいい感じです。ここから先へは進めないので引き返しました。
何やら作業が始まります。
松に登り始めて。
あっという間にこの高さへ。
こんな風景は初めてみました。京都の職人さん、すごいんでしょうね。
建物は全部見終わったので外に出て庭に入りました。
庭に入ってすぐ、外国人観光客がスマホを地面すれすれにして撮影したので真似して撮ってみました。
彼はもっと低くから狙っていたんですが、こんな感じ。
庭についての説明。
回遊式庭園なので池の向こう側に回りました。
ここにももみじがありました。奈良で見たもみじとたたずまいが違います。
道も整備されています。
何気に笹。植えられているんですよね?
ちょっと上に登っているので、見晴らしもなかなかです。
竹やぶではなく竹林。
季節柄たけのこ。もちろんもう食べることはできません。
その他にもいろんな花が。。。
たくさんあるので全部はご紹介できません。
庭園内全部を回ったのかどうかもわかりません。
全景はこうなっています。
庭園から出て境内を歩いていたらこんな車が目に入りました。
あの庭師さんたちの車でしょうね。
天龍寺の山門でしょうか。
この先には塔頭が何件かありました。時間があればそちらも拝観できたかも。
来た時にはタクシーで通りましたが、帰りはちゃんと撮影しました。つつじが綺麗。そして高い位置にあります。
この後、車を置いていた西本願寺まで戻り、駐車料金代わりに食事とお土産を買い、帰途につきました。
この3日間、奈良・京都をGWの時期は新緑もあり花も咲いていてとてもいい季節なんだなと改めて思いました。
どちらも古都の趣がありますが、奈良の方が古いだけにきらびやかというより落ち着いた、また庭も自然な感じがしました。
今回の旅行ではSONYのミラーレス機α7Ⅲを持って出ました。レンズは相変わらず24−70ミリの1本だけです。
この重さにも慣れてきたのか体力がついてきたのか不明ですが、あまり重さを感じなくなりました。ただ、やはり電池の保ちが少々不満です。
今回は車で行っているので途中充電もできましたが、そうでない場合モバイルバッテリーを持ち歩くか、交換用電池を購入するかしたほうがストレスが少ないか気がしました。
お立ち寄りいただきありがとうございました。