テレビで平成を振り返り、令和を迎える番組が多いですね。
それを見ながらふと自分の平成を振り返ってみようかと。誰も興味がないであろう自分の平成。
・・・私にとっての平成はつらいことの多い時代でした。
自分自身の事を言えば、まず手術を2度しています。
一度目の手術はリハビリも含めて4カ月間の入院生活を送りました。
今は手術をしたので結構いたかったな。。。ということしか思いません。でも、本当に痛かったのかな?という気すらします。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはこのことですね。
家族の事を言えば、まず母が脳梗塞で緊急入院、2年間の闘病生活の後なくなりました。その間ガンが見つかるなど、本当にどうしようかと思うことばかりでした。
それから10年後くらいに兄の病気がわかり、去年なくなりました。。。このことは本当に辛い出来事でした。
また、信じていた人に裏切られたこともあります。
ま、早い話が振られたんですね。。。
おかげで食事が食べられなくなるほど心を病みました。このまま行ったら私死ぬな。。。と思ったほどでした。
会社では人間関係に悩むことも多かったです。自分が悪いのだろうか?と自問自答しながら、また毎朝今日は休もうという気持ちを抑えて出社する日が続きました。
こんなことを思い浮かべると、平成という時代は自分自身にとっては確かに辛いことばかりでいいことは何一つなかったと言ってもいい気がします。
楽しい事もありましたよ。でも、楽しい事は刹那的なことばかりでしたね。
とネガティブなことばかりあげましたが、いろんな事を振る帰ってみると確かに辛いこと悲しいことばかりだったけど、今になってみれば本当に辛いことだったのかわからなくなっています。
というよりも、そのときには本当に辛かった、悲しかったのは間違いがないのですが、今思えばさほどではなかったのかもしれない、と思うようになってきました。
それは自分が年を重ねてきたこともあるのかもしれません。
でも、もっと言うなら。
辛いことや悲しいことを自分のものとして受け入れ、それを乗り越えているという事なんだろうと思うのです。
そしてこれからも辛いことや悲しいことが待っています。
それに対する準備は出来ているかというと、出来ていないし,準備ができることは内でしょう。
でも、それに振り回されることはおそらくないであろうと思います
私の好きな、このようでありたいと思う歌があります。
「岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる」
京都女子大学の創始者、甲斐和理子さんの歌だそうです。
何があってもこの水の流れのような自分でありたい
平成を振り返ってこのように思う事でした。
お立ち寄り頂きありがとうございました。