幼い頃はよく往き来し、姉妹のように育った従姉妹がいます。でも、早くに結婚した従姉妹は子育てや仕事で忙しく、会うことも少なくなりました。
それがここ何年か、親戚の不幸などで顔を合わせる機会が増え、交流することも多くなり、一度旅行しようか、とは話してたはいました。
でも、なかなか実現することがなかったんですね。彼女と私のスタイルが今では全く違うから、というのもありました。
ブログの過去記事を読んでいただくとおわかりいただけると思いますが、私はSFCを取りに行き、かつ、プレミアムクラスを使うことも厭わない、行程にお金をかけるタイプ。
その分、現地での出費は控えます。
一方、従姉妹はそんな存在すら知らず、現地でお金を使うタイプ。
話しをしていたら何となくそんな違いが見えていました。
でも、そんなことを言っていたら。一緒に旅行することはできません。
今回は彼女に合わせて、飛行機パックで旅行することにしました。
色々調べて楽天トラベルのANA楽パックで予約しました。
ANAにしたのは広島からの直行便があることと、やっぱりSFCホルダーだからです。
実はSFCホルダーになってから、一度もその恩恵に預かることはなかったんです。何故って、プレミアムクラスやプレエコ、果てはビジネスクラスの利用などで、SFCになる必要など全くなかった旅が続いていたからです。
でも、今回は安さ重視のANA楽パック。SFCの威力を存分に発揮させることが出来ました。
出発は広島空港。8時のフライトですが、頑張って7時に待ち合わせをしました。
広島空港に7時というのは遅くても4時半には起きないと無理です。前日仕事の後に美容院を予約していたので、それから準備して寝たら、すぐに起きる感じになります。まぁ、準備と言っても、洗濯ネットに入れてあるものをスーツケースに放り込むだけですから、大した時間はかかりません。
朝起きたら、結構な雨が降っていたのですが、BCまで歩くことにしました。足元、ぐちょぐちょですが、素足で履いていたので、新千歳空港に着く頃には乾いていました。
広島空港に着くと、荷物を預けることにしました。7時だと、羽田行きがANA・JAL共に7時半過ぎに第1便が出るので、結構人が多いのですが、SFCの威力の発揮場面です。並んでいる人を横目に、サッサとチェックイン、すぐ保安検査に向かいます。広島空港は保安検査には優遇は無いので、ここは並びます。
通過するとすぐにラウンジに入ります。
実は、ラウンジに同伴者連れで入るのは初めてなので、手続きがいる事を知りませんでしたが、今後は大丈夫!
ラウンジは割と空いていました。羽田便利用者はほとんど優先搭乗の為に退出される時間だつたのかな?
こんな具合でしたが、広島のラウンジはrest roomがひとつしかないのが難点。
結局そんなにゆっくりは出来ませんでした。
飲み終わる頃に搭乗案内の放送が聞こえ、ラウンジを出ると、ダイヤモンドの優先搭乗中。休日の地方空港、羽田便以外にそんなにダイヤモンドステータスの人がいるわけもなく、ほどなくその他の優先搭乗になり、機内に入りました。
従姉妹は飛行機での国内旅行は初めてで、色々勝手が分からず、機内モードにしたり、手荷物を収めたりしている間に他の人も搭乗が終わりました。
もし優先搭乗でなかったら、ちょっと焦ったかもしれません。
新千歳空港までは2時間弱のフライト、あいにくの天気だったので、少し揺れるし、窓際でも見られるのは雲だけだったけど、久しぶりの飛行機は楽しかったらしいです。
私は早朝からの移動で少し疲れていたのと、窓側ではないので、時々目を閉じて眠ろうとしましたが、結局睡眠は取れずに新千歳空港に着きました。
機内預けの荷物も早めに出てくるので、あまり待たずに済みます。
そう、これが味わいたくてSFCを取ったんだよ‼︎
プレミアムクラスじゃないのにラウンジの利用や優先搭乗をしてこそSFCを持っている甲斐があるというものです。
そして今回はこの航空会社特有の身分制度に全く興味がない人が同伴者。
いちいち説明しないといけないけど、ちょっとドヤ顔をしていたかもしれません。
帰りはお土産物が増えているので、機内預けは必須。しかも、新千歳空港は利用者が多いため、待ち時間も長い。SFCの優遇はかなり役に立つハズ。。。
15分待ちでした。
しかも!
前回行った時にあった優先受付のカウンターがない⁈
ちょっと探したけど見つからず、案内係の方に声を掛けようとしたら、
「お荷物をお預けの方は…、(あ、)あちらのラウンジ入口の7番のところにあります」
…のあたりでSFCカードを見せたんです。
前に来た時にはラウンジには直接入れなかったよー。そういえば、ラウンジ改修中って記事を何処かで見たような気がする。チェックしてなかったのは失敗でしたが、さほど待たずに荷物を預けることができました。
その後、写真を撮るのを忘れましたが、新千歳空港にある温泉でまったり過ごし、お夕飯まで食べたので、残念ながら新しいラウンジは利用しませんでした。
だって、お金を出している分、ラウンジより快適だったんですもん。
ただ、マッタリし過ぎて、ギリギリになり、しかも搭乗口変更で0番までと結構遠い距離でしたが、保安検査もゴールドトラックを利用させていただき、待ち時間もほとんどありませんでした。
おかげで水分を調達しながらも、ちょうど優先搭乗に間に合うタイミングで着き、広島に戻って来ました。
保安検査は時間が無かったら優先的に通してもらえるので、そこはあまりメリットとは言えません。
そして、やっぱり早めに移動して、ギリギリにならなように動くようにしないといけないなぁ、と反省もしました。
今回は同行者が飛行機をあまり利用したことがないため、私たちには当然ということが分かっていなくて、時間の感覚が違ったため、ギリギリになってしまったのです。その辺りも反省材料の一つです。
いつがタイムリミットだって事を、きちんと伝えておくべきでした。
新千歳空港ではマッタリ、バタバタの両方で写真を撮ることがなかったのも心残りです。
その辺りも含めて、次回、またどこかに行きたいねー、と話して別れました。
もちろん、荷物も早めに受け取ることができたため、駐車場も早めに出ることができました。
お立ち寄りいただき、ありがとうございました。