前回の記事で初心者には百均の植物は難度が高いと言いました。
しかしそうは言っても、ダメになる確率が高いのに最初からお高いものには手を出さないものです。
結局ほとんどのものは百均出身で固めてしまいました。
それは真冬の1月から2月にかけてのことでした。
冬には冬型と言われるハオルチアが店頭にならぶんですね。
ハオルチア やメセンは上級者でも難しいと言われているので、本当に難しいんだろうな、でもキレイだからなぁと思い、持ち帰りました。
マニュアル通りにするには多肉植物用の水はけの良い土に植え替えた方が良さそうでした。
しかし、最初に買ったのはそれで失敗しています。植え替えに良いという季節まで待つことにしました。
植え替えに良い季節とは春か秋らしいです。そんなに先ではないし、と思っていたのです。
ところが、その春先に兄が亡くなり、ほとんど実家にいることになりました。
部屋の中で放置された植物は陽も当たらずに弱ってしまったように見えました。
そこで全ての植物をベランダに出し、明らかに植え替えた方が良さそうなもの、例えばプラ鉢ではなくてビニールの苗用ポットに植えられているものだけを植え替えではなくて、土ごと移し替えて放置することとしました。
もちろん、水はやりました。通常ではタブーとされる直射日光にも当てました。
葉焼けよりもヒョロヒョロの方が嫌だったんです。
それが良かったのかどうかはわかりませんが、どれも枯れることなく残っています。
これは2月に撮影しているので買った頃の写真です。
一番成長したように感じているのはこのウチワサボテン です。
金烏帽子です。部屋の中で放置していた間に耳のように見える部分が間延びしたようにも思うのです。そらも含めて大きくなっています。横にも広がっています。
植え替えました。
そしてこれも。
ちゃんと書いてあるのにもかかわらず、柱サボテンとは思わなかったんです。白いサボテンが欲しかったから目について、ふわふわな毛に丸っとした姿が可愛かった。こんなに間延びした姿になるとは想像もしませんでした。
ネットで調べて、白翁というのではないかと思っています。
これはまだ植替えてはいません。この秋は植替えず、春まで待とうと思っています。
他には銀手鞠があります。
これは2月植替えというか移替え組です。
全く動きが見えず、生きているのか?と思うほどでしたが、最近小さな子が出てきている気配を感じます。冬型らしいので、今からが成長期なのでしょうか。
上から見ても大きくなっているようには思えません。
あまり実感がないけど、成長してるらしいのはこのハオルチアです。
ハオルチア としか表示がなくて何というのかは不明です。
全く変わっていない思っていたのですが、写真を比べてみると明らかに大きくなっていました。間延びしているだけかもしれません。
鉢の下から根が出ているので、植替えようと思っています。
ただ、色が悪くなっているんですよね。
葉焼け、ではなくて日光不足ではないかと考えています。だってベランダに出す前から緑色は消えていたんですから。
真ん中には緑色が認められるのでこのまま植替えで大丈夫かな?
でも、色んなブログでハオルチアの変色には水耕栽培が効果的と書かれているので、それも検討中です。
本来、私は水耕栽培がしたかったんです。
でも、季節が悪かったのか、体力がない小さな植物の根を切り落としたのが悪かったのか、ほとんどダメにしてしまいました。
それで土で育てて、ある程度大きくなったら水耕栽培に移そうと決めたのです。
ところが調べていくうちに、やはり土に植えてあるのが自然なことなんだなと思うようになりました。
ある程度増えたら考えてもいいかと。何よりダメにするのが嫌なのです。
例え100円でも命あるものですからね。積極的にダメにしてもいいということはありません。反省してます。
ハオルチア は他に2種類あります。
これはトルンカータと十二の巻とはっきりしています。それより小さな分類があるなら、そこまでは分かりません。
十二の巻はビニールポットだったので移し替えることとしました。ついでにトルンカータとの寄植えにしてみました。
現在の姿はこちらです。
一応大きくなっていると思うんですが、よく分かりません。ただ、根は張ってるのではないかと思われるフシがあります。
同じハオルチア だからと寄せ植えにしたのは、ただ寄せ植えをしてみたかっただけです。鉢はダイソーで3個1組で売られている安物です。
今では窮屈そうになっているので、これもこの秋に本格的に植え替えした方がいいかと思っています。
トルンカータは、ダイソーのハオルチアと同ように徒長しかかっていたと思えたのですが、色はそこまで悪くなっていません。
実はハオルチアは夏場は遮光して水も控えめというか断水と書いてあるサイトが多いです。水を多めにすると、蒸れてダメになってしまうと言うのです。
ですが、あまり手をかけれない間に変色&徒長気味?と思うくらい葉が伸びたことと、風通しを重視して外に出しました。
水やりもサボテンと同じタイミングで行いました。例年より暑い上に、ベランダのコンクリートからの熱で水が蒸発するから、水不足で枯れることを恐れました。
今年の酷暑の中、ベランダの照り返しもある中でよく生き延びてくれたと思っています。
でも、部屋の中に置いていてら、風通しが全く無いので、そちらの方がダメになる可能性が高かったと考えています。
色々調べて、植物には日光と風と水が必要不可欠と感じたからです。
ひどい葉焼けは植物の命を奪ってしまうこともあるらしいのです。
ですが、私の部屋はそんなに日当たりの良い部屋ではありません。また、ベランダに箱をひっくり返しただけの低い位置に置いていたため、さほど直射日光が当たるわけではなかったのではなかろうかと思っています。
他にもチランジア が数種ありますが、ほとんどがダイソー出身です。
こんな感じで、百均出身の子たちもこの酷暑を無事に乗り越えてくれました。植え替えしない作戦、大成功です。
しかし、今からが問題です。
これからは寒くなるので、ベランダからまた部屋の中に移さなければなりません。
その対処の方法が全然分かっていません。
これまではほぼ放置状態だったので楽でしたが、これからはある程度手をかけていかないと冬の寒さにやられてしまうでしょう。
何とか冬を乗り切る方法を見つけないといけませんね。
お立ち寄りいただきありがとうございました。