街を歩いていたら、神楽をやっていました。
場所は平和大通り近くにある白上神社前。
隣にはANAクラウンホテルがあります。
神楽は祭りの奉納で舞われるのですが、これを撮ったのは人混みの後ろからなのでかなり遠いです。演題もはっきりとは分からないんですが、何となく雰囲気くらいはわかるかな〜という程度。
外国人観光客らしき人もかなり多かったですね。
写真ではよくわからないのですが、山県から来た神楽団でした。
山県は広島県の地域で、山形県とは全く違います。山県は神楽団がたくさんあるようです。
山県ではありませんが、私の実家近くの神社も神楽団があり、祭りの時には夜通し舞われるようです。残念ながら私自身は夜だからという理由で観に行ったことはありません。
地元ではない他の神社には大人になって行った事があります。
そこは10時くらいから人が集まって朝5時くらいまで続きました。うちの地元も同じようなものです。
以前、広島の友人に「祭りで神楽があるから観においで」と言われて遊びに行った時、20時に友人宅を出て「遅くなった」と言われ、終わったのは22時だったことがあります。
その時にはこんな早い時間に神楽が舞われることにびっくりしました。
だけど、全ての神社に神楽団があるわけではないんです。
神社に所属する神楽団がなければ、他から招いているわけで、そんなに遅くまではできないわけですね。しかも、街の中だと騒音の苦情もあるかもしれませんし。
神楽団を持っている神社は当然神社の中で舞われるわけですから、騒音の心配はありません。その代わり、こんなにふうに、周りから観ることはできません。神社の中に座って、それこそ一杯飲みながらということになります。
広島県から山口県に伝わる神楽は石見神楽の流れを汲んでいます。
出雲大社のある島根県が神楽の発祥地です。石見地方は石見銀山で有名になった島根県の西側地域。島根県出身の友人によると、出雲神楽というのもあり、それは本当に神事という感じ、石見神楽は娯楽性が高いとのことです。
私は出雲神楽は観たことがないので、一度は観たいなと思っています。
宮崎県の高千穂地域にも神楽があるらしいのですが、こちらも観たことがありません。
前述の友人によると、出雲神楽と似ているとのことで、高千穂にも行ってみたいし、できるなら神楽も観たいと思っています。
お立ち寄りいただきありがとうございます。