はてなブログのトップに表示されていたブログに
「私の方が不幸だ!」という人が多い
の記事がありました。
このブログ主は別に不幸自慢をされているわけではないし、絵もユーモラスですからmiwanoにはお気に入りのブログです。
miwanoのまわりにも不幸自慢や貧乏自慢をする人がいます。ありとあらゆることが人よりも上だと気にくわない人がいるんです。
例えば、miwanoは肺活量がかなり低い。成人女性の下限ギリギリなんです。正常範囲だから困ることは何も無いんですが、合唱が趣味だからロングブレスとかやらないといかなことがなくも無い。ほんとは肺活量の問題では無いんですが、影響がないとも言えないんじゃないかな⁈
という会話をしていたら、その人が
「私の方が低い(ハズ)」
で、miwanoの方が低かったからか、かなり不機嫌になられたことがあります。イヤイヤ、そこは不機嫌になることでは無いよね?
だけど、逆に自慢話しも聞きにくいものですよね。もういいよって思うこともあります。
考えてみれば、別に自慢してるわけではないけど、こんな旅行記なんかを書いているブログだと、キラキラ旅行記に仕上げたくなります。やっぱり失敗は恥ずかしいし。。。
でも、今回はキラキラじゃない旅行をご報告したいと思います。
そもそもの始まりは何年か前の
路線バスの旅番組です。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅
太川陽介さんと蛭子能収さんのハードな旅行番組でしたね。
ローカル局で土曜日か日曜日にたまに放送していたのをたまたま見たんです。その時は出発地が山口で、到着が室戸岬だったと思います。最初の方を見逃していて、四国に入る時からしか見ていないんです。
この番組にしては余裕で室戸岬に到達しました。その時の海沿いの景色が素晴らしくて、一度あの道をドライブしたいなぁと思ったのです。
しかし、四国は対岸ながら遠い。船で行くかしまなみ街道まで行くかという選択です。室戸岬まで行くとなると日帰りは難しいんですね。
たまたま土日が空いているからどこかに行こうとなったので、それなら室戸岬に行けないか、と思いました。
久しぶりにアメックスではなくて、ハピタスのポイントがちょっとだけ多めにつくじゃらんで検索。
ところが、星野リゾートしか出て来なかったんです。星野リゾート、一回も泊まったことがないし、泊まってみたいとも思わない高級ホテル。室戸岬周辺は無理なので高知周辺で再検索。
できたら温泉がいいよねーと探すと出てきました。
足摺温泉
ムム、温泉、足摺岬。かの平家物語にも出てくる歴史ある場所。悪くない。
で、ポチッ!
部屋食ではないけど、安いからいい。とりあえず温泉、温泉。
1日目
第一の失敗
家を朝7時には出て瀬戸大橋にあるSAで朝ごはんを食べるつもりでした。そこのうどんで朝ごはん。せっかくうどん県を通るんだからうどんは食べたい!
でも、食べたのはSAではなくて、岡山県にあるPAでした。まぁ美味しかったからよしとしよう…
第二の失敗
休憩ついでに室戸岬までのルートを確認しました。ここから5時間、フムフム、14時くらいには着くね。雄大な太平洋が観たいだけなので、そんなに長居はしないだろうからいい感じ。そこから足摺岬までは?
わ、4時間半もかかる…
事前に調べておけ、って突っ込むとこです。一応調べておいたんですが、大丈夫かなぁと。だけと、やっぱりかなりの強行軍。休みなしで5時間づつ。無理かなあ〜。でついでに足摺岬の場所も確認。じゃらんでは高知県で調べていたので、場高知市の近くかなぁと思っていたのですが、かなり愛媛県寄り、しかも岬だけあって太平洋に突き出した感じ。。。
これはもう室戸岬を諦めるしかありません。
予定変更で高知城に行くことにしました。
miwanoが訪れたことのある現存天守のお城は姫路城、彦根城、松江城、松本城、それに9月の弘前城です。弘前城は中に入っていないので含めませんが、それらに比べて小さいと思いました。普通の家に天守閣がついているような感じ。随分大きな普通の家ですが。。。
雨は降ってはいないものの、見晴らしはあまり良くなかったです。
お城の後は桂浜
坂本龍馬の銅像で有名です。
別に龍馬ファンというわけではないのですが、ここまできたら有名は桂浜には寄っておきたい。
景勝地というのは伊達ではありません。とても綺麗なところでした。ただ、思っていたより小さな浜でした。イメージなんて勝手に作り上げているものです。
この後、足摺岬に向かいます。行けるところまでは海岸沿いを走り、途中から高速道路へ。そして高速道路を降りてからも1時間以上かかり、到着したのは18時過ぎ。桂はを15時には出ていますので、かなりの時間がかかりました。
途中ホーエルズウオッチができる浜があったりと、ゆっくりとしたらいいような場所が何箇所かありました。でも、時間がないので、スルーして目的ににまっしぐらです。
第三の失敗
足摺温泉はあまり大きな温泉ではないように思いました。だいたい足摺岬にそんなに人は行かないだろう。。。と思っていたら、結構な人がいました。
予約していた旅館は大層古い。古いといっても多分昭和40年か50年代に建てられた建物らしかったので、古いだけで趣はありません。
エレベーターは2階からしかなく、階段を歩いて上ります。仲居さんもいない、ビジネスホテルなのか旅館なのかはっきりして欲しいという感じでした。
営業妨害になってはいけないので、写真はあげませんが、部屋についているお風呂の天井に穴があったりして、なかなかの古さ加減でした。
お夕飯はこれ。
二人分です。
このザックリ感。高知名物さわち料理と書いてあったのに…これがそれ?
皿鉢料理つて、大皿に盛り付けた料理のことだったんですね。勉強になります。
他にはカツオのタタキとホタテ。
最後はデザート。
量は少なめ、その分お値段を抑えてますプランだったし、満腹になったし、量的な不満は無いんです。でも、そことなく漂うこの残念感は何なんでしょう?
お味は良かったです。スタッフの方も親切でした。
こちらは朝食。
鍋はお味噌汁です。
ここのところ、アメプラコンシェルジュ経由で予約することが多かったので、そこそこのホテルや旅館が多かったので余計にガッカリ感が大きかったのかもしれないです。
他にもお風呂が23時までだったり、お手洗いもイマイチだったり、色々残念でした。
スタッフの方々は皆さん気を使って下さって居心地は良かったです。
ほぼ満室だったようですが、今やどに行っても見かける海外からのお客さんには、出会いませんでした。
久しぶりの食事所、多分昔は宴会場として使用していただろう大広間での夕食、朝食でした。他には家族旅行で来られていた方がほとんどで、知らない者同士、そんなに関わりあうこともありませんが、何となく穏やかな食事風景でした。
料金は二人合計で、夕飯時に飲んだビールと日本酒も合わせて23,800円でした。関東方面だと1人分でも足りないくらいの値段です。
色々と残念でしたが、お値段を考えるとなかなか良かったです。また行くかと言えば、人にはおすすめはしないけど、行くかもしれないと思います。
2日目
前の日に高知城に行ったので、宇和島城にも寄る気になりました。でも、その前にせっかく来たので足摺岬に寄ることにしました。
ところが、駐車場はすでに満車で近くに駐車できるスペースがあるから、そちらに回れとのこと。しかし、そこからは歩かないといけないので断念し、そのまま海岸線に沿って進むことにしました。
途中景色が良くて駐車スペースがあったところはここ。
道に迷ったり、観光客がいない半島を巡りながら宇和島市内に入ったのは14時半過ぎ。
宇和島城には登山道から上がりました。もっと平坦な道があったのかもしれません。
近道だけど急な階段、遠回りだけど坂道、という二つの道が用意されていました。坂道も決してなだらかではありませんが、階段よりは楽かなと。
登り切ると店主がお迎えしてくれます。
海が眼下に。
宇和島を出たのは17時くらい。行きは倉敷から瀬戸大橋で坂出に渡りましたが、帰りは今治からしまなみ海道を通って尾道に帰ります。途中の来島で休憩を兼ねて食事とお土産を買いました。
二日目は失敗、と言えるようなことはありませんでした。
まとめ
いかがでしょうか。
致命的な失敗ではありませんが、用意を怠たったことと、値段だけで決めたことが失敗の大きな要因だったかと思います。
2日間とも昼食は取っていません。強行軍だったため、その時間が取れなかったのです。
失敗とは言えませんが、2日目に四万十川沿いで宇和島に向かおうとしたmiwanoと海岸沿いに宇和島に向かいたかった父との間に行き違いがあったりして、同行者との意見のすりあわせをしておくということは、たとえ家族であっても必要なことだと感じました。
でも、旅行そのものは悪くはありませんでしたよ。
次回は丸亀城と伊予松山上に行くように計画中です。今度は有名な道後温泉に泊まるつもりです。
お立ち寄りいただきありがとうございました。
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