今年の父との旅行手配がほとんど終わりました。あとは青森から東京までの新幹線を予約すれば完了です。
shue-a.hatenablog.com
考えてみればあとひと月少々で旅行なので父もSFC会員にすべく家族カードの申し込みをしなければ、いや、ひょっとしてもう間に合わないかも…。
申込用紙を取り寄せて投函、審査の上カード発送。家族カードだから審査も厳しくないかもしれない。さほど時間はかからないかもしれない(そもそも本会員の時ですらそんなに長くはなかった)お盆開けになるけど、ギリギリ大丈夫かなぁ。
準備したつもりで肝心なことを忘れていた時の感覚であわててしまいました。
でも、ここで冷静に考えました。今年はSFCいらないんじゃない?
SFCとは
全日空及びスターアラアンスの飛行機に搭乗するともらえるプレムアムポイント(PP)を1年間で5万ポイント貯めた後、SFCカードを申し込むと得られる資格。ANA及びスターアラアンスの上級会員となれる。
もし本当にひょっとしてSFCって何?と、思われた方、色んなブログで詳しく解説されてますから、そちらを見てください。
SFCのメリット
- 優先搭乗ができる。
- ラウンジが利用できる。
- キャンセル待ちがちょっとだけ優遇される。
- 予約時、前方の座席指定が可能。
- 搭乗時のボーナスマイル。
- 機内預けの荷物が優先して出てくる。
ざっと考えるとこんなところでしょうか。
この中で個人的に重視しているのが優先搭乗とラウンジの利用です。
ところが、この二つはある条件を満たすと自動でついてきます。
その条件とはプレミアムクラスを利用することです。
プレミアムクラスとは
普通席より高く、その分広いシート、手厚いサービスを受けることができるクラス。
プレミアムクラスのメリット
- 優先搭乗ができる。
- ラウンジが利用できる。
- 広い足元、ゆったりしたシート。
- 出発時間によって食事あるいはスイーツが出される(どちらか一方)
- アルコールを含む飲料水の無料サービス。
- CAさんにご挨拶していただける(個人的には気恥ずかしいのでデメリットかも?)
プレミアムクラスと普通席の値段差
岩国ー羽田間の片道運賃で比較します。
普通席 | プレミアムクラス | |
片道運賃 | 37,290 | 43,590 |
特割 | 16,290 | 24,290 |
旅割28 | 13,790 | 21,790 |
株主優待 | 17,590 | 23,390 |
値段は日にちや便によって変わってきますが、値段差は変わらないのではないでしょうか(自信なし)
プレミアムクラスで受けられるサービスの値段
片道運賃及び株主優待はその差5,000円程度です。
優先搭乗や前方席に座れるようなお金に換算できないものもありますが、お金に換算できるサービスは2つ、ラウンジ利用とお食事です。
ラウンジ利用料金
3,000円。ただし羽田のみ
お食事代
1800円+税 ただし、限られた路線のプレミアムクラス設定便のみ。事前申し込みが必要。
空港ラウンジだと1,030円なので、そちらの方がリーズナブルなお値段です。
この2つのサービスを受けられると思うと、あまり乗らない人(私)はプレミアムクラスを利用すればSFC会員になる必要があったのか?
という根源的な疑問にぶち当たりますね。
SFCの必要性
勢いでたどり着いたプラチナ会員・SFC会員ですが、理由なく取ったわけでもありません。
とにかく優先搭乗が欲しかったのです。
必ず優先搭乗出来る身分になりたかったのです。
SFCは結局役にたつのか?
以上を踏まえると
- プレミアムクラスが取れなかった。
- そもそもプレミアムクラスの設定がない
この二つの場合を除いて、SFCを取る必要性はない、と断じていいでしょう。
50万円近いと言われる修行をしてまで得られる経済的メリットはない、と言い切りたい。
以上を踏まえて、プレミアムクラスで往復できる今年は、追加料金がかかる家族カードは申し込みしないことに決めました。
それでも人は修行する
今年も多くの修行僧が今日もどこかで飛行されていることでしょう。そしてそれを楽しそうにブログに紹介されていることでしょう。
そして、それを読むのが大好きなんです。
結局、人は論理だけでは動かないし、経済的メリットだけを追いかけて生きているわけでもないんですよね。
結論
今年は家族カードは持たない。
来年はハワイ旅行の予定なので、その前の会費請求に合わせて取得する。
そして、再来年あたり赤組に加わろうかなぁ、なんて矛盾した野望を抱いたりしてます。資金と時間の目処がたてば、という大前提がクリア出来たらのことですがね。