無事、タイに着きました。
入国におよそ1時間半かかりました。
日本便以外にも同じ時間帯に着く便があり、写真を撮りつつのんびりと移動していた私たちは、列に並ぶことになりました。
多分韓国人かな?とか中国てすか?という言葉の中に、日本人のおばちゃんな私たち。もちろん、欧米人(ここは見分けられません)も見かけました。
入国審査と言えば、「何しに来ましたか?何日滞在ですか?」を英語で聞かれ、「さいとしいん、すりーでいず」と答えるこころの準備をしてました。
しかし、コロナのせいか、それともDXが進んだせいか、パスポートを渡して顔認証と指紋認証だけで終わりました。
事前に調べたところ日本円にして35,000円の現金を持ってることが必要だとか書いてあったので、現金はちょっと多めに持ってました。バーツに換えてなくても良いらしいので、それなら〜と準備しました。35,000円分のバーツなんて何に使う?このキャッシュレス社会に。
しかし、そんな確認もなく、入国しました。
一言の会話も無しです。
ただ、すごく時間がかかるレーンもあったので、疑問に思われたら長いのかもしれません。あるいは日本人は英語わかんないからさ、なに聞いても仕方ない、と思われてたかもしれません。
無事入国、荷物をピックアップしてここで両替。2人で10,000円分くらいです。市内の両替所の方がレートはいいらしいですが、ホテルでのチップとか必要だから今しておいた方が良いよね。
ベルトラでタクシーの予約をしてましたので、まずはそこへ。
まだお迎えはなかったけどらスタッフさんに待つように言われて待つことしばし。案内されてタクシーに乗り込みます。ウェルカムドリンクてましょうか。冷たい水をいただき、とてもありがたかったです。
深夜到着でホテルに入るのは2時過ぎになります。でも一泊分の料金はかかるので、勿体無い。空港に5時に迎えに来てくれるツアーがらあるからそれにしよう、との提案もありましたが、それは嫌、と駄々をこねました。もう若くないのだからそんなことはしたくない。きちんと休める場所を確保することは大事です。それに成田でシャワーを浴びてるけど、やっぱりサッパリした状態で寝たい。とどめに、荷物をずーっと持って歩くのは嫌。ツアーには荷物は持ち込めないと書いてあるし。
確かに短い滞在時間を有効活用するには、友人の提案に従うのが良いとは思いましたが、絶対に疲れて次の日にはバテてること請け合い。ここは譲りませんでした。
コートヤードマリオットバンコクを2泊で予約。アプリから出国前日にチェックインしておきました。
空港からおおよそ30分でした。スピードメーターは見えませんでしたが、結構なスピードでした。高速道路だったからかな?道はかなり広かったです。多分高速を降りてからは、ど、どこに行きますか?くらいな狭い道を通り抜けて街の中へ。
ずーっと黙ってたドライバーさんが、突然話しかけてきました。私の適当な解釈だと、このあたりはショッピング街だよー、次はホテル街。とても高いね。と言ってるなと。イヤ、私達の泊まるホテルはそんなに高くは無いよ。でも、他のところは確かに高そう…と友人と話しました。
そしてホテル到着。フロント付近です。
うん、悪くない。思っていたよりずーっと良い。さすがは天下のマリオット(系列)
部屋はこんな感じでした。海外ホテルあるあるのちょっと高さのあるベッド。
バスルームは無くシャワーのみ。この辺りは値段相応といっていいでしょう。
シャワーを浴び、8時起床にセットして就寝。
しかし、ちょっと早めに目が覚めて8時くらいからの朝食になりました。
マリオットのえせゴールドである私たちには無料の朝食が提供されます。
1階のレストランでブッフェです。シンガポールの時ほどの大きなレストランではなかったですが、お腹ヘタレな私には充分過ぎる朝食です。初日はご飯メインにしました。きたない盛り付けだけど。
フルーツも切り方がデカい豪快
これにジュースとコーヒーをいただきお腹いっぱいになっていよいよ観光です。
ベルトラで市内観光を申し込んでいましたが、午後から。午前中動けるようなら行こうと予定していたジム・トンプソン記念館に行きました。
ジム・トンプソンはアメリカ人ですが、タイのシルク産業に貢献された方です。その方が住んでいたタイの古民家が記念館になっているらしいのです。
私たちのホテルからBTSで2駅かそこらなのでまず駅へ。
駅へは歩いて7、8分くらいでした。
駅を降りてからは5、6分くらいです。
10時からなので少し早いかな?と言いながら歩いてるとちょっとオシャレそうなお店が目に入り、暑いし入ることにしました。
そこはジムトンプソンブランドのお店でした。
絹製品だけではなく、コットン製品もありなかなかステキなものが置いてありました。
が、お値段はそこそこ高い。私はオシャレさんではなく、小物使いが超絶下手なのであまり触手は動きませんでしたが、マフラーになりそうなのを一本買ってしまいました。
お店の2階はカフェになっていました。ジムトンプソン記念館が見えます。隣だから。
そして、ジムトンプソン記念館へ。
空港で両替したバーツが役に立ちます。ひとり200バーツでした。
日本語ガイドさんが案内してくれます。スタート時間まで少し待ちました。
中には仏像や陶器、織物が展示してありました。全てジムトンプソンさんのコレクションです。
.首のない仏像は昔盗まれたそうです。
タイの古民家の窓にはガラスは入ってません。トンプソンさんは建築家でもあったそうで、タイの建築物を活かして生活されていたそうです。
でも、エアコンを付けていた部屋にはガラスか入ってました。
磁器を机に埋め込んでありました。
日本語ガイドさんはとても綺麗な方でした。
タイは昔シャムと呼ばれてました。シャムは豊かな国という意味だそうです。
ちなみにタイは自由ということだそうです。
タイは周辺諸国と違い植民地にはなってません。だから今も王室があり、国民の尊敬を集めているわけです。
中国風の扉。
頭のある仏像もありました。
一旦ホテルに戻るつもりで駅に歩いてると猫が目に入り、ネコ〜とテンションが少し上がりました。
すると
あれはうちのネコだよー。
と話しかけられまして、立ち話になりました。
1月に日本に家族で行ったけどとても寒かったよ。
ジムトンプソンに行ったんだね。でもあそこは高いから、政府公認のお土産物屋さんが近くにあるから行ってみて。
みたいなことを言われまして、近いなら、と行くことにしました。
しかし!
買いたいものは見つかりませんでした。
宝石も置いてある、というか宝石が主なのかもしれません。
しかし、宝石にあまり興味がないのでスルー。他のものはザ・土産物であったため何も買わずに退散しました。象の置物や、象の模様の織物、ポーチなんか今は土産物にはなりませんよね。50年くらい前なら喜んで買って帰るかもしれません。日本人は貧乏になって海外で買物をしなくなったと言われますが、逆に日本は豊かになったので買うものが無くなったというのが正解かもしれないと思いました。
午後からはバンコク市内観光を申し込んでいました。
タイ王宮と3大寺院を巡るコースです。
14時集合ですが、朝割とゆっくりだったのと、食事付にしていたので、お昼はぬき。ちょっとしたお菓子とお水で、それでもお腹いっぱい。
お菓子は昨夜の残りです。
私たちの他にもう1組予約が入っていたらしいのですが、来られずに少し遅れて見切り発車。ガイドさんが電話されてましたが、連絡がつかないようでした。どうされたのかな?と心配しつつ、従います。
ワゴン車に乗り込み移動。
まずは王宮。
絢爛豪華とはこのことです。
次はエメラルド寺院、ワット・プラ・ケオ。
内部の写真撮影は禁止です。
外で撮ったんですが、それよりもこれ。
ガルーダです。インドネシアの航空会社にガルーダ航空というのがありますが、これか!とパチリ。
ガルーダって想像上の生き物だと思いますが、具体化されてるのって面白いです。
エメラルド寺院で翡翠の仏像を拝観し、次へ。
船に乗って次はワット・アルン、暁の寺とも呼ばれてます。
写真を撮って自由に見て回ってくださいと言われましたが、そんなに高くないけど、傾斜のきつい階段を登り降りしないといけません。
午前中にもかなり歩いていたこともあり、この時点で暑さにバテバテな私たちは周辺を見ることなく、階段に座り休憩しました。
スタートが遅くなったせいか、もともとなのかはわかりませんが、かなりの速足で歩いていたので、少し休みが必要でした。
再びガイドさんと合流し、また船に乗ります。
船着場手前に休憩所があり、ちょっとした売店がありました。
時間がないからか、スルー。幸いさほど待たずに乗ることができました。
そしてワットポー。黄金の涅槃像で有名です。確かにデカい。
足の裏。螺鈿が施されてます。
足元から全身を撮りたかったのですが、ガイドさんにそこは撮影スポットじゃないと邪魔されました(´∀`)撮影スポットではなく、撮りたい写真を撮らせて欲しい…
仕方ないので背中側。裏側とも言います。
お賽銭を108個の壺に入れていくという作業もやらされました。お賽銭をあげるのは構わないし、作業も構わないけど、一回づつコインを拝んで入れていくのに忙しい。作業感満載でした。
これで全ての行程が終わりました。
私たちは夕食付きのプランにしていたのでレストランに連れて行ってもらいます。
メニューはカニカレー。とっても美味しいから是非食べて欲しいとの説明でした。カニカレー。期待してます。
これがカニカレー。カレー?
美味しかったです。でも、
カレー?
が最後まで買えませんでした。
タイと言えばトムヤンクン。
これに春巻きも付いてました。食べきれません!
飲み物は暑かったのでビール。
こちらも美味しかったです。
ちょっとバテ気味なこともあってか、食事は大量に残すことになりました。ごめんなさい。お昼を食べてないのに、お腹は空いていたのに。ひとり分をシェアしてたら丁度の量だったかも。
お料理は本当に美味しかったです。
実は前回タイ空港に降りた時、夕食にタイ料理をいただきましたが、パクチーがちょっと苦手かも、と思ったんです。でも、今回はパクチーを感じることはなく、どれも美味しくいただくことができました。
あとはホテルに帰るだけ。
乗り換えの時に撮ったバンコク市内。
あとはホテルに戻ってシャワーを浴びて寝るだけです。部屋飲みもしませんでした。お腹いっぱいすぎる。
明日は帰国です。
お立ち寄りいただきありがとうございます。