ブログにあげるのは不本意な内容です。基本的に良いことしかあげないと思ってやってきました。辛いことは私の個人的な問題だから、公にする事ではありません。
しかし、今回は記録として残しておきたく思いました。
4月中旬、夜中に父が咳き込むのです。今の時期コロナの心配もあり、病院に連れて行きました。医師もそんなに心配しなくても…と言いつつ念のためにレントゲンを撮りました。
肺に水が溜まっていました。胸水というやつです。
見た瞬間に「ガン」と言う言葉が頭に浮かびました。しかし医師は「感染症かもしれないので検査に出します。ただすぐ入院が必要です」
そこから検査結果がでるまて10日。コロナ禍で面会もできませんが、携帯電話はOKなのでほぼ毎日電話していました。コロナ禍で入院患者も少なく、個室状態だつたことも幸いしました。
検査結果の電話ではやはりガン。岩国医療センターに転院となります。
医師はそのまま入院して転院のつもりでしたが、一旦家に戻して欲しいと言い、一時帰宅しました。だって治療も何もしないのにただ入院していたら身体が弱りますからね。戻った父は久しぶりのお酒を美味いと言って飲みました。
医療センターに行ったら、その日にステージ4であること、いわゆる余命は一年はないと淡々と宣告されました。
この時は軽く頭を殴られた感じがしました。最悪の想定をしていたんですが、そしてその想定を上回るほどの悪いことは何一つ言われていないんですが、やはりショックでした。
高齢であることから、積極的な治療は負担が大きく、免疫療法が使えるかどうかの検査をして決めたいとのことでした。すぐ入院かも思ったら、この検査では入院できません、と言われました。
胸水は入院中に2回抜いていたので、あまり多くはなく、胸水にも栄養があるので基本は抜かない。あまり多くなるようなら抜いて止める処置をしますとの説明でした。
検査には2回行き、良く耳にするペット検査もしました。
GW明けに結果を聞きに行きましたが転移はないものの、ステージは変わらず、余命は半年程度。
胸水を抜いて止める処置をするために入院をとここで初めて入院と言う言葉が出ました。
連休中にだんだん酷くなって、少し動くと息切れしていたので胸水を止める処置はお願いしようと思ってましたが、医師の方から言われたので、かなりの量が溜まっていたものだと思います。
その処置のためには2週間の入院。抗がん剤治療も始めたんですが、感染症にかかり中断。感染症は一応落ち着いたので、抗がん剤治療は諦めそのまま家に帰りました。
高齢者の入院は一気に弱ります。
入院と同時に介護申請をしました。認定審査は入院先の病院だったので私は立会うことはできませんでしたが、介護1は出るでしょうが2は難しいと言われました。しかし結果は4でした。
高齢者の末期ガンは介護認定されるとは聞いていたのですが、4の認定はかえってショックでした。
まだひとりで家の中なら動けるので、デイサービスを利用させてもらうつもりです。
本音を言えば試せる治療があれば試したい。ネットで検索してすると漢方で癌が治ったとか、温熱治療が効果があるとか色々出てきます。藁にも縋る気持ちもあります。
しかし、それらをどうしても信じることができない思いもあります。
実は漢方はどうだろうとも思って検索したんですが、実際とところ漢方医ってどこに行けばいいのか判断ができないし、大体近くにはないし、田舎の悲哀を感じます。
丸山ワクチンが効いたとの話も聞きましたが、コロナ禍で取り扱っている病院に行くこともままなりません。
唯一やってることと言えば、親戚が勧た日本蜜蜂の蜂蜜を毎日摂取していることです。何でも知り合いがやはりステージ4だけど、毎日蜂蜜を食べていてガンは治らないけど、弱りもしないというんです。
蜂蜜は免疫力をあげる作用があるのである程度は効くかもと飲ませていますが、癌の種類にも依るのであろうとの冷静な判断もしています。
ただ、本人が蜂蜜を「美味しい」と感じているようなので、蜂蜜はこのまま続けるつもりです。日本蜜蜂の蜂蜜は希少なので高価、手に入りにくいのですが、幸い近くに生産者がいることがわかったので、そこに行くことにしました。ネットでも手配しました。
私が購入したのは以下の二つです。
医師が治療に積極的でない以上、このまま緩和ケアを続けていくしかありません。
今は痛み止めで楽になるようにしているだけです。
以前ご紹介したイトーテルミー。
テルミーではガンは治りません。ただ楽に過ごせるお手伝いはできますよ、と言われました。
治るかも、と言われたらかえって疑っていたかもしれません。本人が気持ちいいと言っているし、実際痛みも多少は緩和されているらしいので、家にいる間はこれを続けようと思っています。
お立ち寄りいただきありがとうございます。