オリンピック フィギュアスケートの金・銀メダル獲得のお二人、本当に嬉しいですね。
「生きてて良かった」
羽生選手がインタビューで発した言葉です。
若干23歳の若者の言葉とは思えません。
23歳だからこその言葉なのかもしれません。
フィギュアファンとしては全ての選手に良い演技をして欲しいと思うし、素晴らしい演技には拍手を送っていました。
でも、日本人としてはやはり羽生選手、宇野選手を応援するわけです。そこは綺麗ごとではありませんね。
フェルナンデス選手の点数が出るまでドキドキしました。フェルナンデス選手の出来も、素人miwanoにわかるのは2つだけで、高い点数が出ることが予想されました。
とにかく、カギはフェルナンデス選手。
その演技終了後、初めてのオリンピックで最終滑走になってしまった宇野選手が、フェルナンデス選手を上回る事ができるとは思っていませんでした。
銀メダルはびっくりするとともに、嬉しくもありました。
フェルナンデス選手も素晴らしい演技だったし、中国の金選手もジャンプが凄かったので、宇野選手、どうかなぁ、転倒もしているし、堪えたけど、失敗ジャンプもあるし、正直フェルナンデス選手を上回っているようには思えませんでした。
終わってみれば、宇野選手が技術点もフェルナンデス選手を上回っていました。
フィギュアスケートの点数は素人にはホントわかりにくくて、難しいですね。
でも、振り返っての映像を見れば、減点されるべきところは減点されているけど、加点もしっかりと貰っていること、何より、基礎点が上回って技術点でフェルナンデス選手を上回り、ショートでの3位を一つ上げることができたことに納得できました。
そのことをNHKで小塚崇彦さんが解説されていました。
余談ですが、小塚崇彦さんは男子選手では1番好きな選手でした。
高橋大輔さんのような華やかさはなかったかもしれませんが、本当に美しいスケートをされていました。その人の顔を見れただけでも良かったなあと思える本日です。
と言いたいところですが、やはり男子フィギュアスケートの快挙が嬉しいですねー😊
かつて憎らしいくらい強かったカナダのチャン選手も今は27歳、ジャンプがキチンと決まらなくなっていましたが、なめらかな滑りはさすがでした。
4年後の羽生選手も27歳。
19歳の時に思っていなかった時間的な制限を感じているようです。
だからこそなのか、23歳の羽生選手から出てきた
「生きてて良かった」
今回のケガだけでは無くて、色んな事があって、多くのものを捨ててきたんだろうなぁ…とインタビューを見ながら思いました。
右足にも氷にも感謝、という羽生選手の素晴らしさ。
オリンピックを目標に4年間頑張って来たという羽生選手。オリンピックも他の試合と変わらないという平常心の宇野選手。
対象的に見えるけど、2人とも今ある自分の状態を受け入れてそれをきちんと消化している。凄い選手、凄い人だなぁと思いました。
ずっと応援し、楽しみにしてきた。だけど4年前のソチオリンピック以降、見るのも辛かったフィギュアスケートでしたが、今回からまたしっかりと応援したいと思うようになりました。
オリンピックもこれからまだ続きますが、メダルを取れれば素直に喜び、取らなければ、それでも良し!試合に挑むのは私達ではないのですから、できることは応援するだけですね。
ガンバレ、日本🇯🇵