父が最初に入院した頃、みぃが咳をしていることに気が付きました。
ところが私は父のことで精一杯。気になりつつも放っておきました。
もちろん、グッタリしているとか他にも症状があれは別です。
でも、相変わらず元気だし、出すものも出しているので大丈夫かなぁと思っておりました。
父が病院から戻っても咳は時々はするけど、入院中はあまり見せなかったリラックスした表情でさして心配するほどのことはないかと思っていました。
日に日に悪くなる父の側でゆったりしている猫。甘えてる姿に父も癒やされ、慰められていたのだと思います。
そんな猫の咳が最近ひどくなって来ました。
前にも喘息の子がいたので病院がお盆休みになる前に診察してもらおうと連れて行きました。
「いつからですか?」
「気が付いたのは4月です」
「4月!?」
先生の驚きももっともなので、父の病気が4月にわかり、先日いなくなったことを説明、というか言い訳をしました。
「メンタルの面が大きいかもしれませんね」
と言われました。
しかし、肺に雑音があるのでメンタルの面だけで咳が出ているわけではないとのこと。
咳止めと肺の炎症を抑える薬を貰って帰りました。
みぃが病院に行ったのは避妊手術の時と今回です。
前回の避妊手術は人間のためでしたので、謝りながら連れて行きました。
今回は猫のためですが、嫌な思いをさせてごめんねとやはり謝りながら連れて行きました。
前回はしばらくは寄ってこなかったのですが、今回はすぐに甘えてくれました。他に甘えるところが無くなったからかもしれませんが、信頼関係が確立されているのだと思うことにします。
薬を飲ませるのは一苦労ですが、元気になって欲しいので、嫌なことでも我慢して飲ませるようにします。
もう一つ、みぃは低体温とのこと。
ネットでペットの熱中症に気をつけてエアコンをかけっぱなしにしておくのが良いとの記事を見たので、父がいなくなった後もタイマーでエアコンが入るようにしていました。
猫は暑いところの出身なのでエアコンは必要ありませんと教えていただきました。
確かに、父がいなくなってからは、帰ってみればエアコンの入っていない部屋にいることが多いです。
父の側でずっといたから低体温になったのかなぁと可哀想なのと可愛いのと両方でした。
この子が最後まで父の側に居てくれて、父もどれだけ癒やされたかわかりません。
なるべく早く元のようになって欲しいです。
今まで後回しにしてごめんね、みぃちゃん。
お立ち寄りいただきありがとうございます。