父の初七日を迎えました。
父が最初に入院した時、うちの猫みぃが食事を取らなくなりました。
今までに入院したことはあったのですが、みぃに変化があったのは初めてでした。
そして私が会社から帰ると必要以上に甘えて、少しだけどカリカリも食べました。
父が戻ると平常になりました。
2回目の入院は、肺に溜まっている胸水を抜く処置の為でした。2週間の予定でしたが、結局ひと月くらいの入院になりました。
前回と違いみぃは餌は普通に食べていました。ただ必要以上に甘えてくるのは一緒でした。
父が退院する時、ひとりでは大変なので叔母も一緒に行ってくれました。
みぃは極端な人見知りなので、人が来るとすぐに隠れます。
ところがこの日帰って来た父の側でじっとして動かないのです。
帰ってくるのを待ってたの、と言わんばかりで父も嬉しそうでした。
その時の写真はないのですが、父のベッド側に置いていたビーズクッションでくつろいでいるみぃなら撮っていました。
その後、ご飯が食べられなくなって3日ほど入院しましたが、基本的には在宅療養でした。
父は見た目にわかるくらい弱っていき、また痛みがかなり出て来たので、デイサービスに行く以外は外に出ることは無くなりました。
あれだけ外に出せ出せとうるさかったみぃは、ほとんどの時間を家の中で過ごすようになりました。
父が逝ってしまってから、みぃは餌も普通に食べています。特に甘えても来ません。
しかし、私が寝ているとそっと寄って来ます。
父が入院している時には撫でてくれと来ても、寝る時は父のベッドでした。だからいない時には私が寝ていたら落ち着くかとも思って、父のベッドで寝たのですが、他で寝るという私にとっては面白くない結果となりました。
父のことをもう忘れたのか、父が居なくなったことを知っているのか、聞いてみたいものです。
初七日で来てくれた叔母は「知ってるんじゃね」と言ってくれました。
私もそう思いたいです。
でも、相手はお猫さまだから…
お立ち寄りいただきありがとうございます。