セコマイラーのゆるっと生活

植物、特にチランジアと多肉植物にはまっています。セコいポイント集めと、たまにクレカや旅行について綴っていきます。

イトオテルミーのご紹介

イトオテルミーって聞いたことありますか?私は友人から紹介されて治療を受けることになりました。

 

 

 

当時の状態

  1. 肩こり
  2. 五十肩
  3. 慢性的胃痛
  4. むくみ
  5. 接触性皮膚炎
  6. 疲労感

 

今思い出してもこんなにたくさんの症状を抱えていました。どれも病院で治療を受けるほどのことはないけど、何かをしなければ辛いという状態でした。

 

肩こり

かなりの年季の入った肩こりでして、多分小学生の頃からです。側わんがあるため仕方ないと思っています。側わんのため、姿勢は良くないですが、なるべく変に見えないよう「気をつけているつもりです。

 

五十肩

 中高年の人が悩まされる肩の痛み、いわゆる「五十肩」は、50歳代を中心とした中年以降に、肩関節周囲組織の退行性変化を基盤として明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群と定義されている1)(広義の五十肩)。五十肩には特に誘因が認められないことが多く、ときに軽微な外傷の繰り返しの後に肩の不快感や疼痛で発症する。好発年齢は40~60歳代である2、3)。

東北大学整形学科教室より引用

東北大学整形外科学教室

 

当時発症して半年。通っていたカイロプラクティックでの施術を受けられないくらい痛みがありました。

2,3ヶ月前から肩に違和感があり五十肩では?と疑っていました。施術の度にそのことを伝えると「違うよ〜」と笑い飛ばされていました。偶然でしょうが施術を受けて帰ったその日、シャワーを持つ手が上がらなくなり痛みが出ました。その翌日緊急施術をしてもらったさいに「典型的な五十肩だね〜」とここでも笑われたのが不信感につながって、行く気がなくなりました。

 

慢性的な胃痛

あまり自覚症状は無かったんです。でもカイロプラクティックに行くようになって、背中を押す時に胃に痛みを感じるんです。それもイタい…じゃなく

痛!!!

レベル。

カイロプラクティックは合わないなぁと思っていたところでした。

 

むくみ

足がだるくてだるくて仕方ない。これは特に女性にはあるあるだと思います。

気がつけば手がぱんぱんにむくんでることもありました。靴下の跡がいつまでも残っています。

 

寝る時には足枕をしておりました。

 

接触性皮膚炎

これはもう笑うしかない。

 

ある日皮膚科に行ったんです。

その頃首に湿疹が出来てたんです。

あなたの髪が皮膚に当たって炎症を起こすんです。髪を括ったら治ります。

 

びっくりしました。そんなことってある?異物に当たって炎症を起こすなら分かる。でも髪の毛は自分の一部ですよ、いや〜そんなわけないじゃん。

 

との心の声でしたが、あまりに言われるので試してみると湿疹が治りました。

 

美容院でカラーリングしてもらった後も、ものすごいゴツゴツ、ブツブツ、カイカイ、イタイタになるんです。アレルギー検査をしても何もない。

 

全ては接触性皮膚炎が原因だとか。。。自分の髪にかぶれるってことがあるんですよ。

 

それでずっと髪は伸ばして括っていました。ところが五十肩だから髪は止められなくて、また切った途端に復活。首筋は悲惨な状態で、冬でもマフラー等首筋に当たるものは避けていました。

 

疲労感

客観的にこんな症状です。と言えるものはないんですが、やる気がなくて、だるくて、辛い。仕事に行くにも、今日も毎日休んじゃおうかなぁとの気持ちとの闘いです。

精神的なものなのか肉体的なものなのか、それすら分からない。そんな日々を過ごしていました。

 

マッサージもあまり効かないし、カイロプラクティックも受けられない。身体を温めるとデトックス効果も期待できるというので、遠赤外線ドームサウナに行き始めた頃でした。

 

ただ、着替えも飲み物も自分で準備して行くので、思いついた時に行く、とはいかなかったんです。何より寝ているだけで3,000円というのも高く感じました。それに身体を温めでも、寒い中(冬でした)帰るとすっかり汗がひいて身体も冷えているという状態でした。

 

そんな話を友人にしたら、行ってみる?と勧められたのがイトオテルミーでした。

 

イトオテルミー

イトオテルミーとはなんぞや?

 

イトオテルミー療法は伊藤金逸医学博士が1929年(昭和4年)に発明した約90年の歴史を持つ民間療法です。

伊藤金逸博士は京都府立医学専門学校(現、京都府立医科大学)を卒業後、東京帝国大学精神医学教室に入局し、約20年に渡る研究、実験を経て、イトオテルミー療法を発明しました。

イトオテルミーの「イトオ」は伊藤金逸 博士の姓を由来に持ち、また「テルミー」はギリシャ語で「温熱を利用した療法」を意味しています。

イトオテルミーホームページより引用

療法の概要|一般財団法人イトオテルミー親友会

 

ここに書いてある通り温熱治療です。身体を温めることは悪いことではありません。冷え性は良くないっていいますものね。

 

友人にそれは温灸か?と尋ねると「ん〜違うかな」マッサージ?「ん〜違うかな」という返事。一体何なのか知りたくて電話してみたようなものでした。

 

初めての施術

初回、お腹を押さえられたんです。

先にも書きましたが、押さえられるとかなり胃が痛く感じました。さほど強い力で押さえられるわけではないので、カイロプラクティックを受けた時ほどではありません。

 

その後、施術に入りました。

 

いつも施術の最中は目を閉じることにしているので、様子はよく解らないんですが、時に熱を感じます。左右・上下に動かしている様子もわかります。

不思議なのは右に動かした時には熱を感じないのに、左に戻す時には熱いと感じるんです。それもかなり熱く。

 

同じ熱さのはずなのに。。。

 

1時間余りの施術が終わった後、もう一度お腹を押さえられました。

 

するとアラ不思議。余り痛みを感じないんです。余りであって全然ではないので、どうですか?と聞かれると、そこは痛いとか痛くないとか返事をしました。

 

そこで追加の施術をされて、もう一度お腹を押さえられたら、今度は本当にどこも痛くはありません。

 

こんな経験は初めてです。

 

不思議ですね、痛くありませんと言うと

 

「お腹が冷えて、コっていたんすよ」

 

お腹が凝る???

 

肩凝りはよくある。でもお腹が凝るなんて聞いたことがありませんでした。

 

これでちょっと通ってみるかなぁと思ったんです。

 

しばらくは真面目に通っていました。速効性はないけど、翌日くらいから何となく良くなり、しばらくすると元に戻る、また行く、との繰り返しでした。

 

テルミー入会

一回4,000円かかるんです。

器具を購入して自分ですれば毎日出来る。それはいいんじゃないだろうか?と思うようになり、4万円余りを払って器具を購入しました。購入する際は3回ほどレクチャーを受けなくてはいけないので、それもクリアしました。

 

レクチャーはいつも施術をしてくれている人が2回、一回は必ずもっと上位の人のを受ける必要がありました。

 

参加してみると、他は施術者を目指している人ばかりでした。

 

印象的だったこと二つ

その時に言われていたので印象に残ってるのは二つです。

 

怪しい

こんななんて事のない器具とこんなぶっとい線香みたいなもので身体をさするだけで、色んな効果があるって言うんだから、かなり怪しいよね。でも実際に効果を感じるんだから不思議だよね。

でも、客観的には怪しい。その怪しさの正体を知りたくて、勉強してる。

 

これは施術者の資格を取るために来ていた人が言われていました。

 

実際には別の言い方だったと思うのですが、おおよその意味はこんな感じだったと思います。

 

7年半後

人の細胞が全部入れ替わるのに7年半かかるそうです。今日の私と明日の私はちょっとづつ違うけど、今日の私と全く違う私になるには7年半後です。

でも入れ替わる部分が今日の私と同じだったら7年半後も同じ私。本当は今日の私より少しだけ悪くなった私が明日の私だから、7年半後は今日の私よりもかなり悪くなって私がいる。

 

それを助けてくれるのがイトオテルミー。

 

確かに筋肉を緩めることによって、肩凝りをとりあえず解消することはできる。だけどテルミーの良さはそこにあるんじゃない、速効性のある効果はいわば副産物のようなもの。

 

7年半は遠いなぁ…

 

と思った記憶があります。

 

 

 

入会後の経緯

セルフテルミーは簡単なんですが、準備が面倒くさいなぁと思ったりして、行わなくなりました。高い買い物になったなぁと思ったのも事実です。

 

そのくせ自分で出来るからと施術にも行かなくなりました。

 

たまにマッサージをしてもらってたくらいです。

 

そのうち兄が具合が悪くなり、危ないと言われてからのひと月半ほど、毎日胃を何かに掴まれているような感じで過ごしていました。

 

葬儀が終わり、満中陰法要が終わった頃、もう一度行ってみようかなと思ったのです。

 

再び施術を受けようと思った理由

説明はつきませんが、おそらくあらゆることがどうでもよくなっていたからだと思います。

 

夜もよく眠れない日が続き、その後葬儀から満中陰まではやるべきことが次々出て来て、会社でも色んな事があって、、、と重なる時は重なるもんだなぁと思いました。

 

満中陰後すぐに父がちょっと入院した事もあり、精神的にも肉体的にも参っていたのです。

 

楽しいはずのハワイ旅行もあまり楽しみではなくなったいました。

それでも友人とドタバタ旅行をしたらそれなりに気が晴れるかもしれないと臨んだ旅行はまさかの展開になりました。

 

残されてのひとり旅はそれなりに楽しみました。でもやはり気分は晴れないし、身体も変です。

 

マッサージやカイロプラクティックという気分ではなかったんです。

 

ふと、ゆるゆるしたテルミーにもう一度行ってみようと思ったんです。

 

理由はないんです。これがご縁というものだと思います。

 

テルミー再開後

それ以降はひと月に一度のペースで通っています。

 

2018年秋9月頃からはセルフテルミーも行なっています。でも「真面目に毎日」ではありません。

 

疲れるので、とか、準備が面倒くさいと思う時とかはやってません。また、その時に一番しんどいところにちょっとだけという使い方です。

 

基本は背中とお腹に施術なんですが、背中だけとかお腹だけ、手だけ、足だけのこともあります。

 

それでも良いんです。

 

自覚できる改善事項

五十肩

通い始めて3ヶ月くらいで痛みはほぼなくなりました。けれど、時間が薬の病なので、テルミーのおかげで治ったとも言えません。

 

接触性皮膚炎の改善

一番は接触性皮膚炎の改善です。カラーができるようになりました。

 

全く無反応とまではなっていないのですが、カラーをしてから炎症が治るまで2週間程度かかっていたのが、4日くらいで治るようになりました。もっともこれほ時期によると思います。調子が良いときは短く、悪い時は長くかかります。それでも以前よりは改善していると感じます。

 

むくみの改善

脚のダルさはなくなりつつあります。全く感じないわけではありません。

 

膝の痛み

通い始めた頃には感じていなかったんですが、昨年の冬にものすごく膝が痛くなりまして、階段は手摺りがないと辛い、お手洗いも和式は無理。棚の下側に置いてあるものを取るのも辛い状況が続いていました。しかし、これも現在ではあまり感じなくなっています。

 

これにはテルミーよりもストレッチが効いたと思います。でも、膝をテルミーで温めてもいるので、相乗効果があったのではないかと思います。

ストレッチを始めた時、一緒にやっていて同僚は今私よりも随分悪い状態なので、そう思う訳です。始めた時には私の方が状態は悪かったんですよ。

 

改善の自覚がないもの

  • 肩こり
  • 胃の痛み
  • 肌の張り
  • 姿勢

 

良くなって来ていますとは言われますが、相変わらず肩こり、胃痛はあります。

胃痛は軽くなったとは思います。肩こり以前よりも軽くなっているようにも思わなくもない、レベルです。

 

肌の張りや姿勢に至っては悪かった自覚が無いので良くなった自覚があろうはずもありません。

 

ただ、カイロやマッサージに行くたびにに身体が歪んでいると指摘されていたので、筋肉が緩んで歪みがとれて来たということはあるのかもしれません。

 

まとめ

テルミーは施術してもらう時に痛みは無く、無理な姿勢もないので、ラクちんです。私の場合、うつ伏せになって背中に熱を当ててもらう時に胃の痛みを感じる時もありますが、先にお腹周りを施術してもらった後に背中をしてもらうか、横向きになって熱を当ててもらいます。帰る頃には胃の痛みは取れています。

 

ラクなのと、おそらく施術者との相性が良いので続いているのかとも思います。

 

行くと必ず「miwanoさんの力で治ってるんですよ」と言われます。

 

自然治癒力を手助けするのがイトウテルミーなんだそうです。

残念なことに、認知症には効果が期待できないそうです。また、流行りのウィルスにも効果があるかどうかわかりません。ただ、本来持っている抵抗力を引き出す効果があるとのことなので、若干期待しています。

 

といっても、施術者自身が昨年末にインフルエンザに罹患したとのことなので、ウィルスを体に取り込んでしまうことは防ぎきれないんでしょう。

 

 最初言われた7年半、きちんと通い始めてまだ2年弱。先は遠いです。

 

 

 

 

 

 

お立ち寄りいただきありがとうございます。