お盆の大移動の季節になりましたね。一足早く帰省してきた人に聞いた話しですが、5日の羽田ー岩国線でオーバーブッキングがあったらしく、後の便に振り替えていただける方には1万マイル差し上げますとの放送が流れていたそうです。
どの程度のオーバーブッキングだったのかはわかりませんが、無事に飛んだところをみると、どなたかが振り替えられたのか、あるいは搭乗拒否されたのか。。。
そこで気になったのでANAオーバーブッキングの対応について改めて調べることにしました。
オーバーブッキングについて
そもそも、オーバーブッキング、つまり予約の取り過ぎです。どうしてそんなことをするの?
と素直に思いませんか?
座席数より多めに予約を入れたら、オーバーブックになるのは当たり前。
そんな疑問にちゃんと答えがありました。
Q なぜ座席数より多い予約があるの?
A ご予約をお持ちでもさまざまなご都合により空港にいらっしゃれないお客様もおられます。空席となってしまうと想定される座席を、実際にご利用を希望されるお客様に提供しようと、一部の便で座席定数よりも多くのご予約を承っています。
普段変更不可の航空券以外購入しないので、どうしてそんなことが起こるのか、理解できなかったのです。でも、考えてみれば、出張者の航空券を手配する時には大体「変更可」の航空券を手配しています。特に国際線。そして、帰国日が変更になることもよくあります。
もし、オーバーブックを禁止したとしたら、航空会社は軒並み潰れてしまう、とユナイテッドの方が言われていました。そんなに多くの人が予約の変更をするのでしょうか?
その数字を調べようと思ったら、こんな動画を見つけました。
The Video That Explains Why Airlines Sell Too Many Tickets
正直、確率の話はよくわかりませんでした。わかったのは、予約を多くとって、もしオーバブッキングで幾らかの補償金を払ったとしても、予約を座席数内に抑えるよりも利益が得られるということです。
ということは、オーバブッキングは決してなくならないということなんですね。そして、今まで一度も経験がありませんが、ホテルですらオーバブッキングがあり得るということがわかりました。そんなことを考えるとおちおち旅行もできません。
ANAの対応は?
フレックストラベラー制度というのを設けています。
フレックストラベラー制度のご案内
フレックストラベラー制度とは?
ご予約をお持ちのお客様の数が座席数を上回り、座席が不足した場合、当該便を予約済みのお客様の中から、ANAが提示する協力金額および代替交通手段に同意され、自主的に便の変更等についてご了承いただける方を募り、ご協力いただいたお客様に対して、協力金のお支払いおよび代替交通手段の提供を行う制度です。
協力金について
2種類あるようです。
当日振替 | 10,000 |
翌日振替 | 20,000 |
ANAマイレージ会員はマイルでも受け取れます。
ANAマイレージクラブ会員の方は、AMCフレックスパートナーにあらかじめご登録いただいたうえ当日自主的に便の変更等にご協力いただいた場合、協力金に代えて次の「AMCフレックスパートナー協力マイル」の選択も可能です。
当日 | 10,000円又は7,500マイル |
翌日 | 20,000円又は15,000マイル |
miwanoも登録済みです。
でも、一度も声がかかったことがありません。声がかかるほど乗っていないってことですよね。
協力金とマイル、どちらを選択するか
以前はマイルもらってもね、と思っていました。マイルなんて、って感じでしたね。
今はマイルかな。
実は過去にオーバブッキングで降りた経験があります。
www.miwano.com
この時にもらった協力金は日本円で8万円くらい。たしか500ユーロだったと思います。(記憶不鮮明)
これは破格だと言われました。
今回、miwanoが直接聞いたわけではないので断言はできないのですが、話してくださった方が言われた通り10,000マイルだとしたら、これも破格だったわけです。ANAさん、かなり追い詰められていたのかもしれません。
でも、調べていたら10,000マイルではなく10,000円だったのでは?という気がしてきました。
本当に10,000マイルだったら、すごいですね。